激走旅日記アレジィ

忘年会 in 台湾 編

No.2

台湾の飲み屋

2004.11月27日(土)

台北

一応観光もします

忘年会は当たり前だが夜からなので、昼間は一応観光もする。とりあえずメジャーな故宮博物院へ向かう。故宮博物院へは、地下鉄MRT士林駅からバスで向かおうとしたが、なぜか歩いていくことにした。距離はたいしたことは無かったのだが、歩道が狭くオートバイがビュンビュン飛ばしまくっているので、あまり街歩きしやすくない。実際歩行者は極端に少ない気がする。故宮博物院は現在大改装中で、 いろいろと展示室が移動してたりした。また、今年の台湾は観光年らしく、空港でもらったパンフレットに外国人専用タダ券がついていたので無料で入れた。しかしAKASHIはなぜかそのパンフレットをもらってなかったので普通に100元払っていた…。実はこのタダ券がなくてもパスポートを見せれば無料になるらしい。それはともかくとして、内部は陶器や彫刻、書物、絵画が豊富にあって、中でも彫刻類の超細かい造りはすごかった。さすがアジア人は手先が器用だな。そういえばこの故宮博物院は世界4大美術館の一つらしい。他の3つは、フランスのルーブル、ロシアのエルミタージュ、ニューヨークのメトロポリタンらしい。ルーブルとメトロポリタンは行ったことがあるので、あとはエルミタージュを制覇せねばならんな。

故宮を見たあと帰りはしっかりバスに乗って駅に向かい、そのまま近くの新北投という温泉街に向かう。ここはガイドブックによると、無料の足湯があるらしい。が、実際行って見ると、ガイドブックの写真に載っていた足湯場は見つからなかった…。それらしきところには、グツグツに煮え返った超高温の源泉があった。いったいガイドブックの足湯場はどこにあったのでしょうか?結局道路脇の温泉溝みたいなところに座り込んで足湯を満喫するハメになったが、ふつーに気持ちよく、その後良くわからん食堂で麺を食べたあと、台湾で最も有名な龍山寺というところで暇そうなおっちゃんに参拝の仕方を丁寧に教えてもらったりして観光は終了。


故宮博物院

象牙の玉

新北投温泉

足湯???

龍山寺

天井

豪華ふかひれ中華1次会

コーヒーショップで少し時間をつぶした後、忘年会集合場所へ向かう。集合場所は”地下鉄台北駅地上交差点北西角”ということにした。実に分かりやすい集合場所で、絶対に間違えることは無いっ、と思っていたのだが、見事にKEYとDARKはびみょーにズレた位置で待っていた。まあ何とか無事合流。海外での待ち合わせも これで4回目。だいぶ慣れてきたな。初めての海外での待ち合わせ (@トルコ)は結構大変だったのだが、だいぶレベルアップしてきた。

忘年会のお店は考えていなかったが、KEY達が”欣葉”という有名な台湾料理店(日本にも支店があるらしい)に行くと勝手に決定していた。店へはリッチにタクシーで移動。この頃はまだお金に余裕があり、

”高いものから順番に持ってこいや。”

と、いきがっていたのだが…。まあそれはともかく、このお店はなかなかいい感じで、料金も一部を除いてそんなに高くない。適当に注文して、人生で初めて自らフカヒレなんかも注文しちゃいました。また、お店側も”このくらいがちょうどいい”などと量をアドバイスしてくれてバランスよく注文できた。料理のほうは、ナカナカの味で十分満足。もちろん忘年会なので、ビールをガブガブ飲みまくった。お腹いっぱいに飲み食いしても1人3000円くらい。そのうちの1/3がフカヒレ代なので、かなり良心的な値段だ。豪華台湾料理を満喫して、タクシーで2次会へ向かう。

お酒はありませんよ2次会

2次会の場所は、自分がガイドブックで探した台湾では珍しい飲み屋っぽいお店。…のはずだったのだが、満席のため入れず。さて困りました。台湾には飲み屋というものがあまり無い。ていうか、日本の居酒屋というのは結構特殊な気がする。海外で飲み屋といったらBarとかせいぜいビアホールくらい。日本に居酒屋みたいに食って飲める店は少ない。というわけで、他の場所を探そうとしたが、なかなか見つからない。なんとかお酒が飲めそうなお店を発見して、入ってみる。が、そこは飲み屋ではなかった…。店内の客がカクテルっぽいものを飲んでいたので、ここは飲み屋かな、と思っていたのだが、実際は現代風お茶屋だった。一応お酒もちょこっとおいていたのだが、メインはお茶のカクテル。カクテルといってもアルコールは入っていない。店内の客はお茶カクテルを飲みながらトランプとかをして楽しんでいた。僕らはメニューの隅っこにこそっと書いてあったアルコール入りのカクテルを一杯飲んで、この店をあとにしました。

高級Barでみじめな3次会

結局飲み会をやるようなお店ではなかったので、もう一度本来行くはずだったお店へ向かう。…が、やっぱり満席で断念。しょうがないので、近くにあった全く台湾っぽくないインターナショナルなBarで飲み直すことにした。見た目は普通のBarだったのだが、まず客層がやたらセレブっぽい方々だらけ。見た感じお金持ちっぽい。メニューを見ると、それに見合ったように恐ろしく高い…。一番安いカクテルで250元(約800円)。普通に1万円以上するワインとかもある。日本で考えても結構高いほうだ。物価的に台湾は日本の半分くらいなので、現地人にとっては恐ろしく高級なBarである。我々は細々と一番安いカクテルを頼み、その1杯でひたすら粘った。そのうち店内でジャズが演奏され、ますます高級セレブの集いっぽくなり、さらに店内にいた医者っぽいお客がバースデーパーティーをやっていて、巨大なバースデーケーキを切って店内のほかの客に配りだした。もちろん我々も頂きました。4人で2切れのケーキをあっという間に食べつくしてしまった。…むなしい。なんで台湾にまで来てカクテル1杯しか注文できずに、さらにケーキまで恵んでもらっているなんて…。金持ち日本人のオーラは微塵も無い。ケーキを食い尽くすと、なんか居場所が違う感じがしてお店を出ることにしたのだが、ここの高級Barはしっかりチャージを100元も取ってきて、結局1杯カクテル飲んだだけで350元…。昨日のおいしい鍋が4杯も食える。うーむ…。もう 金銭的な余裕は全く無くなり、忘年会はこれにて終了。帰りはタクシー、ではなく堅実に地下鉄で帰路につく。なんと地下鉄の切符を買った段階で、所持金ゼロ!コインも全く無い。すげー、ピタリ賞だ。明日は無一文ですごすのかぁ…。まあでも無事に初の海外での忘年会はなんとか成功?ということにして、来年にリベンジを誓って解散。


めも

1元(台湾元)≒3.3円 US$1≒105円

 

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