激走旅日記アレジィ

やっぱ南米でしょ。編

No.27

実質最終日

2003.3月22日(土)

リマ

ラスト・デイ

今日が実質この旅最終日である。今日の深夜にアメリカ経由で日本に帰る飛行機に乗るからである。でも日本到着は3/24の夕方である。 というわけで、自分には3/23という日は存在しないようなものである。まあそれはともかく最終日なので、しっかり観光&買い物に明け暮れる。ペルーにニューヨークから来たときは、リマには滞在せずすぐにクスコに飛んでしまったので、リマは全く見ていない。なので、普通にメジャーどこを観光。本当は有名な天野博物館にも行きたかったが、今日は休みだった。適当にカテドラルを見たり、衛兵交代式を見たり、リマ市外を一望するサンクリストバルの丘に行ったりした。この丘のふもとはすごい危険だから歩いていくのは危険、タクシーで行くべき、などとガイドブックには書いてあったが、アルマス広場に丘へ行くミニバスがあったのでそれを利用した。その後はミラ・フローレンス地区へ移動して、お土産ショッピング。たいしたものは買わなかったが、学校に持っていったペルーを代表する清涼飲料水、インカコーラはあまり好評ではなかった。せっかく重い思いして、2ℓのペットボトルを持っていったのにぃ。


カテドラル

大統領官邸

リマの街並み

ミラ・フローレンス地区

アルマス広場
 

中華にハマル

リマには中華街がある。中華街は世界中いろんなところにあり、中国人パワーのすごさを感じる。旅行中、中華街は良く行く。というのも、やはり中華料理は普段日本で食べているものと比較的近いものがあるし、米が確実に食えるからだ。しかも基本的に安い。先進国でも中華街は安い。日本の横浜中華街はおかしい。全然安くない。自分の中ではあれは中華街とはいえない。あまり生活のにおいが感じられない。というわけで、実は昨日も中華街に行って夕食を食べたのだが、今日もまた中華街で昼食を取る。今日入った店は、中華粥屋さんで、入ると勝手に中華粥が出される。なかなかおいしくて満足。もちろん値段も安い。昨日行ったところも、安くてボリュームたっぷりだった。こういう中華街が日本にも欲しいです。あとリマでは、アンティクーチョという牛の心臓を何回か食べたが、これもおいしかった。ビールに最高に合います。

s/.0.1(\3.5)足りない!

夕食を食べて、宿に戻って荷物をピックアップして、タクシーで空港に向かう。自分はタクシー大嫌い人間なので、普段ならまずバスなどで空港に行くのだが、昨日泊まった宿でタクシーサービスをやっていて、値段も固定プライスでまあ悪くは無かったので、信頼できそうだし今回はタクシーを使うことにした。問題なく空港に到着し、高い空港税を払ってチェックイン。ここで残りのペルーのお金を全部使ってしまおうということになった。現在の残金はs/.6.4(約\220)。けっこううまく消費してきた。ていうか、今日のお土産ショッピングでうまく調整したのだが。さて、s/.6.4で何が買えるかな?適当にお菓子を買ってもよかったが、我々が狙っていたのはやはりビールだった。最後に乾杯と行くか、とお店には行ってビールを探す。さて、そのお値段は…。

なんとs/.6.5!!

うぉーっ!s/.0.1足りねーっ。なんてこった。たった\3.5に泣くとは。そういえば昔、リトアニアでも同じような目にあった。 前回はしょうがなくお金をATMでおろしたが、今回はビールのためだけにお金を両替もしくはおろすわけにはいかない。うぐぅ、とビールを片手に持ちながらうめいていると、レジのおばちゃんが僕らがそのビールを買うのだと思って、僕らをレジへと誘導した。うーむ、貼ってある値段が間違いで、実はちょっと安かったりしないかなぁ、などと無理な期待をしたものの、やはり値段はs/.6.5。僕らs/.0.1足りないんです 、ごめんなさい、これ買えましぇん。と、全財産を手のひらに乗せて差し出すと、なんとそのレジのおばちゃん、自分のポケットからおもむろにs/.0.1コインを取り出して、僕の手のひらに乗せ、

”これでs/.6.5、オッケーよ”

とビールを僕らに売ってくれた。なんかすごい大感激。たかだかs/.0.1まけてくれたのと同じなのだが、ここは空港の売店だし、旅の最後でこんな親切を受けれたのが大きい。こんなちっぽけな出来事で、今回の旅行はかなりイメージアップ、気持ちのいいフィナーレで、とても良かった旅となった。


めも

US$1≒120円  s/.1(ペルー・ソル)≒35円

バス  サンクリストバルの丘 往復  s/.5
タクシー  リマ市内→空港 s/.15
宿  機内

     

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