激走旅日記アレジィ

ちょこっとシルクロード編

No.5

”私、日本語勉強している学生です”

2003.10月5日(日)

ブハラ→サマルカンド

コットン・シーズン???

今日は今回の旅行のメインでもあるサマルカンドへバスで移動…、のハズだった。朝9時ごろ宿を出てバスターミナルに向かい、サマルカンド行きのバスはどれかと尋ねると、

”バスはもうないよ。さっき出たばっかだ。次のバスは15時だ。”

と、予想外の展開になった。そんなバカな、そんなに本数が少ないのか?と、尋ねてみると、

”今はコットンシーズンだから少ないんだ。”

と、意味不明なことを言ってきた。綿花収穫の時期だと、なぜバスが無いんだ?こいつらオレらを騙してタクシーに乗せようとしてるのか?しかし、バスの係の人に聞いても、やっぱりサマルカンド行きのバスはもう無いとのこと。むむっ、ここまであまりあくどい騙しが無かっただけに、バスがないというのは本当なのかも。15時まではさすがに待てないので、これはまたタクシーか?ブハラに来るのにタクシーを使ってしまったので、今回は是非バスで、とPAKUさんと話していたのだが、しょうがない。タクシーの運ちゃんと適当に交渉して結局タクシーでサマルカンドへ。タクシーは今回も猛スピードで爆走し、途中の検問で警察に初めてパスポートをチェックされて賄賂とか請求されないかビクビクしつつ、お昼にあっさりサマルカンドへ到着。やはりあっさり手ごろなホテルを発見してチェックイン。

日本語ブーム?

タシケントからウルゲンチの飛行機で会ったガイドのオルガさんも日本語が恐ろしく上手だったが、ここサマルカンドでも恐ろしく日本語が上手なウズベキスタン人に出会った。サマルカンドのシンボル、レギスタン広場で、これはすげー…、と景色を見ながらぼーっとベンチに座っていると、一人の青年が突然話しかけてきた。

”日本の方ですか〜?”

おぉー、確かにそうだ、日本の方だ、そういう日本語を話す貴様は何者じゃ?と聞き返すと、どわーっと流暢な日本語で自己紹介してきた。 名前はマルフ君で、サマルカンド外国語大学で日本語を勉強し、夏休みは広場横のインフォメーションセンターで日本人旅行者の案内をしていて、夏休みが終わった今は日曜だけここに来て日本人を探しては案内をしてるという。案内をしながら日本語を勉強させてもらっているということで、ガイド料はもらわないとのことだった。大学の先生が、日本人と話をすることで上達させようと、このシステムを考えたらしい。おかげで恐ろしいほど上手な日本語を話す。しかし、そんなにたくさん日本人がここウズベキスタンに来るのだろうか?やはり最近はウズベキスタンブーム?さらになんでこんなあまりなじみのない国で、日本語を勉強している人が多いんだ?ウズベキスタンで日本語ブームなのか?よくわからないけど、僕もこのマルフ君にガイドをしてもらうことになり、レギスタン広場内部や、新市街、自分の大学を案内してくれた。それから、なぜかSMAPの”世界で一つだけの花”をウォークマンで聞かせてくれたりした。このウォークマン、もちろん電池で動いているのだが、この電池がすごかった。ウズベキスタン製の電池で、新品の電池だったのに1曲聴いたらもうなくなってしまった。すさまじい電池だ。そんな感じで、2〜3時間も案内してもらって、レギスタン広場に戻ってくると、マルフ君の大学の友人に会った。もちろん彼も日本語ペラペラ。しかも16歳の少年。彼は特別に大学で勉強させてもらってるそうだ…。ウズベキスタンに日本語。とても不思議な組み合わせだ。


レギスタン広場(曇り)

ウルグベク・メドレセ

中庭

中庭2

シェルドル・メドレセ

中庭

ティカラリ・メドレセ内部

天井


たまたま遭遇した結婚式

ティムールさん

ここにも観覧車

サマルカンドの宿

宿ででたプロフ
   

めも

1000Cym(ウズベキスタン・スム)≒120円 US$1≒115円

タクシー  ブハラ(9:30)→サマルカンド(12:30) US$10

【宿】

 Hotel Bahodir US$10(朝食 付) + US$1(夕食)

 

激走旅日記アレジィ

 

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