激走旅日記アレジィ

東欧ってどんなトコ?編

No.21

ランチはフランスで

2002.4月2日(火)

バーデン・バーデンストラスブール(フランス)
ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)ミュンヘン(ドイツ)

うっかりフランスへ

さ〜む〜い〜〜〜。

朝、寒さで目がさめた。もう4月だが、まだ車中泊シーズンではないらしい。車中泊シーズンとはいつのことでしょう?寝袋とかあれば寒さを防げたのだが、残念ながらジャンパー程度しかない。足が死ぬほど冷たい。とりあえずエンジンかけて暖房をガンガンにする。まさか海外に来てまで車中泊するハメになるとは…。

今日の予定はリヒテンシュタインに行くことだが、せっかくここまで来たのでフランスにもよることに。ということでドイツから近いフランスの街、ストラスブールへ。ここに来る予定は全くなかったので街の情報がゼロ。とりあえず街の中心に見える背の高い建物を目指して車を走らせる。

この背の高い建物はストラスブール大聖堂。近くによるとほんとにデカイっ!!ケルンの大聖堂並、もしくはそれ以上か?この大聖堂は尖塔が片方途中で切れている。なぜでしょう?この大聖堂を是非写真に収めたくいろんなポジションからファインダーをのぞいてみたが、あまりにも大聖堂が大きく、周りも建物がたくさん並んでいるので、とてもレンズに収まりきらなかった。


大聖堂

モダンな路面電車

昼飯行ってきま〜す

せっかくフランスに来たので、おフランス料理を食させていただくザマス。と向かったところは、ミュルーズという街。全然聞いたことはなかったが、高速道路の看板にしょっちゅう出てきて大きい街っぽかったので、ここでランチにすることにした。ミュルーズはかなり普通の都市。適当に中心街に行き、適当に車を停めて、適当なレストランに入り、本日のランチ、プラデュジュールをお上品にむさぼる。車を運転するのだが、かまわずワインも注文。さすがフランス、ふつーにウマイ。去年もランチのためだけにフランスに来たが、そのときも激ウマだった。また今度ランチを食べるためだけにフランスに来よう。

超不審人物

フランスランチを堪能したあと、一路リヒテンシュタインへ。リヒテンシュタインはスイスとオーストリアの間にあるちっちゃな国である。リヒテンシュタインに何があるかは知らないが、小さな国ハンターの自分としてはなんとしてでも行かなければならない。去年もフランスとスペインの間にあるアンドラというスモールカントリーをハントした。このリヒテンシュタインでな、なんと2カ国目・・・。

リヒテンシュタインに行くため、フランスから一度スイスに入国する。西欧圏はほぼ全ての国がEU諸国なので、EU諸国間の国境はフリーパスなのだが、スイスはそうはいかない。しっかり国境審査があった。とはいっても、”いかにも怪しい感じの人”以外はすぐ通過できる。が、僕たちは通過できなかった。な、なぜだぁ?僕らは”いかにも怪しい感じの人”なのか?思いっきり怪しまれ、車を検査場まで持っていかれてしまった。パスポートも没収。僕たちな〜んもしてましぇ〜ん、ただの旅行者ですぅ〜、と説明しても聞いちゃくれない。それどころか、

”まっすぐ歩いてそこの席に座れ。いいか、そこから一歩も動くんじゃねーぞ!”

と完全に犯罪人状態。ポケットに手を入れただけでも怒られる。国境警備員の脇には黒い拳銃がいやな光を放つ。ま、まさかこんなところで殺されてしまうのか?

チェックはすごく厳しい。荷物を一つ一つ念入りにチェックされるだけではなく、車の下に潜って調べたり、窓ガラスとドアの隙間をライトで照らしてチェックしたりと、その調べ方は普通じゃない。麻薬の運び屋とでも疑っているのだろうか?一般的に日本人は犯罪を起こす確率は低いので信用性が高く、国境では疑われる可能性なんてほとんどないのに、何でこんなに疑われるんだ?ただのいたいけな日本人がビールをトランクに大量に積み込んだチェコ車を運転して旅行してるだけなのに。全然怪しくないじゃん。

検査は1時間以上かかってようやく終了。ラッキーにも例のブツは発見されずに済み、逝ってよしと無事釈放。ふぅ〜、危ない危ない…。いや、別に何も怪しいことはしてないっすよ、ホント。

やっぱりドイツビール飲みたい

気を取り直してリヒテンシュタインへ。スイスに時間を取られたためもう夕方。特に何をするわけでもなかったが、一応切手が有名らしいので手紙を送る。以上でリヒテンシュタイン終了。


ファドゥーツ城

アルプス

明日には以前通過してしまったスロベニアに行く予定なので、今日はオーストリアの適当な街に泊まろうと思っていた。しかしスイスでみっちり絞られたので、このままではエネルギー不足になりとうていスロベニアにはたどり着けるはずがない。そう、僕らにはエネルギーが必要なのだ、ビールという名のエネルギーが。というわけで昨日通過したドイツのミュンヘンに向け爆走。アウトバーンを飛ばしまくる。悲しいかな、このSKODAじゃがんばっても時速170キロが限界。それでもバンバン追い抜かれるアウトバーンって恐ろしいわ。こういう道では高級車の性能が最大限に発揮される。ヤツラの推定時速200キロ以上。気が狂ってるとしか思えない。でも僕もこんな道でポルシェとかフェラーリに乗って、200キロ以上で走ってみたい。大激走したおかげで夜9時前にミュンヘンに到着。宿に荷物を置いてビアホールに突撃。このホッホブロイハウスというビアホールは、普通のビールが1リットルジョッキに注がれてで出てくる。僕は2杯くらいでやめといたが、KEYは3杯半飲んで、そして壊れた。


アウトバーン爆走中

トンネルでも爆走

ホッホブロイハウス

めも

1ユーロ≒122円

【宿】

 …名前忘れた 36ユーロ 

     

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