激走旅日記アレジィ

東欧ってどんなトコ?編

No.20

レンタカーアタック開始!!

2002.4月1日(月)

プラハチェスキー・クロムロフ
ザルツブルク(オーストリア)バーデン・バーデン(ドイツ)

チェコ車、SKODA

今日からレンタカーで近郊の街or国を訪れる。題して”レンタカーアタック”。去年もスペインで”レンタカーアタック”をしてアンドラという小さい国に行った。今回、最初の予定では1泊2日くらいでチェコの地方を見る程度にしようと思っていたが、なぜか4日間借りることに。なぜでしょう? 昨日のうちに、Firstレンタカーという地元のレンタカー会社に行き車を予約しておいた。かなりわかりにくいところにそのオフィスはあり、いかにも地元中小企業というかんじだったが、受付のにーちゃんは超国際派。英語はもちろん、ロシア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語などを完璧に操る。でも扱っている車は全てチェコ車のSKODA。全然インターナショナルじゃない。しかしチェコに来てGMやプジョー、ましてやトヨタなんかには乗りたくないので、チェコ車でいい。いや、チェコ車いい。借りた車はやたらデカいわりにエンジンはしょぼい。装備はラジオのみ。パワステやパワーウインドなどは一切なし。もちろんマニュアルでクラッチがやたら浅い。結論を言うと、とても運転しにくい。日本車のすばらしさを痛感。でもそこがチェコっぽくていい。

先進国の厚い壁

車でまず向かったのは、チェスキー・クロムロフという街。ここは中世の街並がそのまま残っている小さな街だ。プラハも同じような感じだが、やはりプラハは都市。チェスキー・クロムロフは田舎。それぞれ違う味を出している。有名観光地なので日本人観光客もけっこういたが、レンタカーで来るヤツはそうそういないだろう、フッフッフ、オレの勝ちだ、と勝手に勝利宣言した。


街並

お城

続いて前にウィーンだけ訪れたオーストリアのザルツブルクへ。ザルツブルクといえばモーツァルト。街中なんか高貴なイメージだ。ここでまたも先進国の物価にヤラレる。丘の上にあるザルツブルク城を見ようとケーブルカー乗り場に向かうと、そこには信じられない料金表がっ!なんと、往復で6ユーロもする。高いっ!どーしよーかな−と迷っているとさらに信じられない出来事がっ!!なんと係員がいきなり料金表を張り替えたのだ。そしてその料金表には…、往復8ユーロ!!死ねい!!ケーブルカーを諦めて、徒歩で丘を登ることにした。ハァハァ、ゼェゼェ言いながら城のゲートに到着。しかしココにも厚い壁が…。入場料8ユーロ。ふぁっっっく!!こっちは東欧から来たんでいっ!!そんな大金払えるかっ!!しかももうすぐ閉館じゃねーか。と、残念ながら先進国パワーに跳ね返され、トボトボ丘を歩いて降りました。あぁザルツブルク城、あなたは私にとって高嶺の花なのね、とホテルザッハでオリジナルザッハトルテを食べながら眺めていました。


モーツァルト像

モーツァルトの生家

ザルツブルク城

今日はどこまで行くんだ?

最初の予定では、今日はここザルツブルクに泊まろうとも考えていが、悔しいのでもっと移動することに。この悔しさを紛らわすには飲みまくるしかない。飲むといったらビール。ビールといえばドイツ。ドイツ行きが決定した。目的地はミュンヘン。ミュンヘンにあるホッホブロイハウスという有名なビアホールで飲みまくろう!!この時点で夕方6時前。9時ごろにミュンヘンに着ければ十分楽しめる。が、現実は厳しかった。ミュンヘンまではアウトバーンをかっ飛ばして順調に進んで行ったのだが、ミュンヘンに近づくと大渋滞。全然進まない。この時もう9時を回ってしまっていた。今からミュンヘンの街に行って、宿を探して、それからビアホールに行っても遅すぎる。もう閉まってしまうかもしれない。いーみなーいじゃーん。くそー、こーなったらリヒテンシュタインに行こうぜっ!!となぜだかわからないが、そういう案が僕の口から発せられ、あっさり採用。今日中にリヒテンシュタインに着くのは難しいので、どっか適当なモーテルにでも泊まろうということに。

アウトバーンのサービスエリアでモーテルのあるトコを発見。バーデン・バーデンという街だった。一般的にモーテルはサービスが少ないかわりに安い。今日はココに泊まることになるのかぁ、と思ったのもつかの間。ここでも先進国の鉄の壁につき返された。

2人で100ユーロぉぉぉぉぉ???

アホかぁ!こうなったらこのモーテルの前で車中泊してやるっ!!先進国のばかぁ、先進国なんて大嫌いだっ!!


めも

1Kc≒3.7円 1ユーロ≒122円

レンタカー

 4日間 5170Kc

【宿】

 車中泊

     

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送