激走旅日記アレジィ

ぶっとび南米アタック! 編

No.2

トラブルその1:荷物が無いっ!!

2009.2月12日(木)

ブエノスアイレス

前兆

ブエノス行きも込んでいた。そして機長から不穏なアナウンスが発表された。

本日は気流の状況が良くなく、機体の重量を軽くしなければなりません。荷物を少し降ろしましたがまだ十分ではないので、カテゴリーCのお客様は降りてください。

ん?降りろ、てどゆこと?まあよく分からないが自分はカテゴリーCではないようで、10人くらいの客が呼ばれて降りていった…。自分じゃなかくて良かったが、ここまで来て降ろされるなんて悲惨すぎる。そんなわけで、若干空席が発生しながら、1時間遅れくらいで何とか離陸。数少ない日本語の映画を見ながら12時間耐え、そのまま1時間遅れくらいでブエノスに到着。

まじっすか…

大混雑のブエノスのイミグレを何とか通過し、荷物が出てくるのを待つ。ひたすら待つ。延々と待つ。そしてついに、

ターンテーブルが止まった。

えっ?まだ出てきてないんですけど…。まさかこれは、人生初めての…

”ロストバゲージ”

ですか???まじかよー。まあ貴重品は全て持ってるからすぐには困らないけど…。とりあえずクレームカウンターに向かうと、やはりロストバゲージを喰らった人が10人以上はいた。ターンテーブルには持ち主のいない荷物がやはり10個以上残っていた。これはつまり、トロントで降ろされた客の荷物がブエノスに届き、その分他の客(自分を含む)荷物がトロントで降ろされたって言うことですか?もしくは単純に荷物カーゴ1個丸ごと置き忘れたとか…。おいおい、頼むよーAir Canada。そういえば昔Air Canadaでカナダに行ったときも、帰りの便が遅れて国内の乗り継ぎ便に間に合わず ファミレスで一晩明かすというトラブルがあったな…。Air Canadaは結構トラブルが多いのか?

カウンターで話を聞くと、どうやらやはりトロントに置き去りになっている可能性が高いとのこと。そしてトロントから来る便は明後日になるので、明後日荷物をホテルに届けると言ってきた。はぁ?明後日?明日にはもうパラグアイに行く夜行バスに乗る予定なんですけど…。この時点でパラグアイ行きはスパッとあきらめた。もともと何かトラブったら(大雨とかでも)パラグアイはやめようと思ってたところなので、まあしょうがない。日程をずらすことも考えられるが、この後行くイグアスからパタゴニアへのフライトを予約しちゃってるし、イグアスを削るのは嫌だったので、ブエノスからパラグアイにはよらずにイグアスに直接行く予定に変更。

どーしよー

ちょっと両替してから荷物なしのまま空港を出て、安い市バスで市内に向かおうと思ったが細かい小銭が無かったので高い空港バスでホテルまで送ってもらう。初日からホテル探しは疲れるので、今日の分だけ日本から楽天トラベルで予約しておいた。 明後日荷物が届けられると言うことで、このホテルにあと2泊しようかとも考えたが、料金が1泊US$60ということで断念。日本から予約したら\4100だったのに…。とりあえず事情を話して、荷物が届いたらKeepしてもらえるようお願いした。

さて、どーしよー。現在の所持品は、下記の通り。

・お金
・パスポート
・ガイドブック
・カメラ

一応旅行は続けられるが、服とかは全く無い。日本出発から着ている服をそのまま着なければならない。とりあえずTシャツくらいは買っても良いかな。保険とか入っていればちゃんと補償されるのだが、今回はクレジットカード保険なので手荷物遅延は対象外。また、航空会社によっては荷物が届くまでの必需品購入資金(2〜3000円くらい?)をもらえることもあるらしいが、Air Canadaは何もくれなかった。まあそんな補償よりも荷物が本当に明後日届くかどうかのほうが重要だ。届かなかったらまた航空会社と揉めなければならないが、日程的にもう余裕が無いので荷物をあきらめて旅行を続けるしか無い。そう覚悟を決めるしかないのだ…。もしそうなった場合は、衣類や防寒着、洗面グッズ、バッグなどを一式ここブエノスで揃えなければならない。薬品類や充電器などはさすがに手に入れられないだろう。あーーー、めんどくさい。何とか荷物が届くことを祈る。


全荷物

初日の宿

路上タンゴ

オベリスク

街の風景
 

めも

US$1≒95円≒A$(アルゼンチン・ペソ)3.5、A$1≒27円

空港バス  空港→ホテル A$45
宿  America Studios All Suites \4100 (朝菓子付)
飛行機  トロント(00:30)ブエノスアイレス(14:30)

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