激走旅日記アレジィ

やっぱ南米でしょ。編

No.18

隣の国なのに

2003.3月13日(木)

ウユニ⇒サンペドロ・デ・アタカマ【チリ】→カラマ

寒い寒い寒い

早朝4:00。たたき起こされて出発。今朝はサンライズと間欠泉を見ることになっている。そのためこんな朝早くに出発。それにしても寒い。寒すぎる。高山では日が出てないと猛烈に寒くなるようだ。夜もかなり冷えたが、朝の寒さはかなり厳しい。車に乗り込んでも、暖房が全く効かないほど寒い。ていうか、暖房ついてなかったのか?凍えながら間欠泉に辿り着く。ぷしゅーっ、と湯柱が吹き出ている。ところどころに穴が開いていて、グツグツと温泉が煮立っていたが、太陽がまだ出ていないので暗くて良く見えん。とにかく寒くてとっとと車の中に避難してしまった。


温泉

ラグーナ・ベルデ

国が違えば…

いよいよボリビアともお別れ。国境でツアーからドロップさせてもらう。とあるガイドブックにはここから無線でトラックを呼んでもらうなどと書いてあり、さらにトラックが来ない場合は国道までひたすら歩かなければならないなどとも書いてあったが、全くそんなことは無く、チリ側の車がちゃんと待ち構えていた。しかも車はベンツのマイクロバス。ペルーやボリビアのように、日本の中古商用車ではない。さらにバスが出発してしばらくすると、な、なんと…、舗装道路!!乗客一同、おぉーっ、と歓声を上げて、拍手喝采。舗装された道路なんて久しぶりだ、なんて乗り心地がいいんだろう。車はどんどん山を下っていき、標高2000Mくらいまで下がった。ようやく高山ともお別れかぁ。ほっと一息つけそうだ。

チリの国境の街、サンペテロ・デ・アタカマに到着する前に入国事務局へ。ここでまず乗客全員の靴を消毒。そして荷物検査。この荷物検査では、果物などの生鮮食料、飲みかけのペットボトル、そしてコカの葉などはすべて没収されると言う。なんか隣国のボリビアをまるでバイキン扱いしてるような感じだ。 隣国なのにずいぶん違うんだなぁ…。

チリは先進国?

サンペテロ・デ・アタカマに到着し、チリの通過に多少両替したあと、近くの月の谷という場所へツアーで行ってみる。ツアー代金が結構高く、値段交渉したが全く下がる気配が無い。どうも今までには無かった先進国っぽさが感じられる。ツアー車は今回もベンツ。ガイドの人は英語をしゃべる。ボリビアとは全然違う。とても隣の国とは思えん。月の谷は、まあ名前のごとく月っぽい。そこで夕日を拝みましょうということだったが、曇っていてあまりきれいなサンセットを見ることができなかった。というわけで、店でビールとホットドッグを買って、道端で食べてからバスに乗り込み、次の街カラマへ移動。カラマでは今までと違って客引きが全くいなかったので、久しぶりにホテル探し。意外に満室が多く、少し手間取ったが、何とか適当なホテルを発見して、先進国万歳。


アタカマの街

月の谷

夕焼け

カラマの宿
   

めも

US$1≒120円 Bs.1≒16円 $1000(チリ・ペソ)≒162円

宿  Casa De Huespedes $4000

     

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