激走旅日記アレジィ

やっぱ南米でしょ。編

No.14

たくましき現地人

2003.3月9日(日)

スクレ→ポトシ

憲法上の首都

朝ようやく夜行バスから開放されてスクレに到着。ここスクレは憲法上の首都である。憲法上の首都ってどんな意味があるのか知らないが、独立宣言がここスクレで行われたり、最高裁判所があったりするところが憲法上の首都ってとこだろう。 バスターミナルから一度間違った路線バスに乗り、とんでもないところに連れて行かれながらもなんとか中心地にたどり着いた。ラパスとはちがってかなり落ち着いた感じのする街でホッと一息つけるトコだ。見所は街自体で、憲法上でこの街の家は赤い屋根と白い壁でなければならないと決められているのだ。だから街並みは美しい。そのほかにもボリビアの歴史に触れる自由の家やいろいろな教会があるのだが、今日は日曜なので、ほとんどクローズ。自由の家は午前中だけ開いていたのだが、ここについたのが閉館15分前。しかもここは通常ガイドつきツアーでまわるらしく、係員のねーちゃんに、”また明日来てね〜”と言われてしまった。でもこのねーちゃん、特別に閉館までの時間勝手に見てまわらせてくれた。しかもタダで。が、館内の説明はスペイン語のみだったので、何がなんだかさっぱりわからなかった。


自由の家

裁判所…だと思われる

ボリビア版エッフェル塔

スクレの街並み

ボリビアバスの不思議

今日はここスクレには泊まらず、次の街ポトシまで行って泊まる。もちろん移動はバスなのだが、ボリビアのバスはいろいろ裏技があるようだ。まず、立ち席が存在するということ。長距離バスで何時間も立っているのは相当辛そうだが、その分料金は安いらしい。 夜行バスにも立ち席はある。現地民、特にインディヘナ(現地の民族)は絶対に立ち席だ。 しかしこの立ち席の人は座席に座っている普通の客にとってかなり邪魔である。というのも、ヤツラは座席に思いっきり寄りかかってきて身体の一部が当たり、ものすごくウザイ。特にヤツラの手が自分の頭に当たるのがムカつく。こっちはたまに頭突きを食らわして手を追い払うが、立ち席の客もどこかに寄りかからないとつかまる場所がないのでしつこく寄りかかってくる。そんなわけで通路側の席に座るともう大変である。乗っている間ずっと立ち席の乗客とバトルを繰り広げなければならない。それからバスターミナルだが、バスターミナルを利用すると利用料を取られる。そこで、チケットだけ先に買っておき、バスターミナルの外で自分の乗るバスを待ち構えて、バスがターミナルから出てきたところを狙ってバスに乗り込むという作戦を現地の人は使っている。彼らはとてもたくましいです。

 
今夜の宿


めも

US$1≒120円 Bs.1(ボリビアーノ)≒16円

バス  スクレ(17:00)→ポトシ(21:30) Bs.12.5

宿

 Compana De Jesus US$5

     

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