激走旅日記アレジィ

やっぱ南米でしょ。編

No.13

なかなか侮れないボリビアバス

2003.3月8日(土)

ラパス→スクレ

ラパスでは日本食

今日はこれといってやることが無いので適当にラパスの街をぶらつく。ラパスにはこれといって見所は無いので、とりあえず街を見渡せるライカコタの丘へ登る。標高が高いので丘に登るというアクションは恐ろしく重労働だ。丘の上には公園があったのだが、たかが公園のクセに入場料を取られた。だが入場料を取るだけあって、公園に来ているのはラパスの上流階級層っぽい家族がほとんど。下界?とは全く違う雰囲気だ。 丘の上から見るラパスの街並みは、高層ビルが立ち並ぶ普通の首都だった。しかし中心の盆地を取り囲む山々にはやはり庶民の家が所狭しと並んでいた。

丘を降りた後、ランチはなぜか日本食。こんなところでも日本食を食べられるとはね。べつに和食が恋しいという思いは全く無いが、こんな日本とかけ離れた場所の日本食とはどんなものか興味がある。レストランは日本人会館なるところにあった。メニューはかなり豊富。こんな海も無い国の山奥なのに寿司や刺身もある。注文したのはとんかつ定食。さて、どんなものがでてくるのかな、と待っていたら、意外にもかなり普通の日本食。味も普通に日本食。ソースやしょうゆも日本のものと同じ。賞味期限は切れていたが…。これらの調味料はどうやらブラジルから入ってきたものらしい。ブラジルには日系人が多いので、そこら辺のルートからちゃんとした日本食が食べられるのかなぁ?いずれにしても、地球の反対で食べる日本食はカクベツだ。


大統領官邸

ラパスの街並み

ラパスの市場

コカの葉とコカ茶

ペルーに入ってから何度と無く高山病にやられている。高山病になってしまったら、特に効果的な薬があるわけではないので、とにかく水分をいっぱいとって身体を休めるしかない。この水分として多く飲むのがコカ茶である。コカ茶はホテルやレストランに行けばたいてい飲める。コカ茶は高山病に良く効くというのだが、果たして本当だろうか?どうも精神的なごまかしであるような気がしてならない。そもそもコカだし。神経を麻痺させて治ったと勘違いさせてるんじゃないのかなぁ。現地の人は、コカの葉とコカインは全く持って別物だっ!とか、コカよりもワインやビールのほうが毒だっ!と主張するが…。ペルーとボリビアではコカはOKだが、隣国のチリなどはもちろんダメである。当たり前だが日本に持って帰ることもできない。たしかにコカの葉なら麻薬とはいえないが、抽出方法なんか知ってたらあっというまにコカインを精製できてしまうかも。ちょっと試しに持って帰ってみたかったが、こんなところで捕まって就職がオジャンになったらシャレにならないので、泣く泣くあきらめました。

快適?ボリビアのバス

今夜ラパスを後にして、次の街スクレに夜行バスで向かう。ラパスのバスターミナルで適当にバスを探してみたが、バス会社が多すぎて、どのバスがいいのかさっぱりわからない。いろいろまよっていると、ある一つのバス会社のにーちゃんが、

”うちのバスはとてもビッグだ。横になって寝れるんだぞ。”

と言ってきた。横になって寝れるって?そんなバカな。鉄道ならともかくバスで横になれるなんて。でもそこまで言うのなら座席はそこそこ大きいのだろう、と思いこのバス会社に決定。いざバスに乗ってみると、むむっ、たしかに座席はでかい。でも横になれるほどじゃあないなぁ…、と座席の前を見てみると、なんかアイロン台のようなものがついている。これを開いてみると…、な、なんと、たしかにほぼ真横になって寝れるようになるではありませんかっ!飛行機とかについているテーブルのデカイ版という感じで、それが座席を長くするのだ。 ちょうど下に示す絵みたいな感じ。


横になって寝れる座席


これは すごい。しかも座席が一番後ろだったので、リクライニングし放題。完璧だ。これで快適なバスの旅ができる。と思ったのだが、そんなに甘くは無かった。横になれるのは文句ないのだが、かなり車内が寒い。しかも通路には座席の無い現地人が座り込んでいてとても邪魔だ。子供も通路に普通に寝ているし。なによりもヤラレたのは、道が恐ろしく悪路であったこと。そんな状況に耐えながらスクレへの道を行く。


めも

US$1≒120円 Bs.1(ボリビアーノ)≒16円

バス  ラパス(18:45)→スクレ(10:00) Bs.60

宿

 夜行バス

     

激走旅日記アレジィ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送