今夜は空港で夜を明かす

2003．3月2日（日）

ニューヨーク⇒リマ【ペルー】

今日は午後にリマ行きのフライトに乗るので、午前中しか観光する時間がない。 が、朝から雨がしとしと降っていたため、ずーっと宿でぼぉーっとしていた。旅行中に雨に降られると、一気に観光気分が薄れる。もう無理しても見なくちゃいけないスポットはないので、まあ問題ない。むしろ最終日が雨で良かったかも。お昼前にニューアーク空港に向けて出発。来るときは電車だったので、今度はバスで行ってみる。 所要時間約40分。バスのほうがちょっと高かったが、目的のターミナルまで連れてってくれるのでラクだ。今回も出発までかなり余裕ができてしまった。外国の空港では、入国審査はもちろんちゃんとあるが、出国審査がないところがよくある。ここアメリカも出国審査はなかった。というより、国内線と国際線でターミナルが分かれていない。僕が利用するコンチネンタル航空リマ行きのゲートの隣は、普通にヒューストン行きだった。出国するやつはもう関係ないもんね、勝手に出て行ってもいいもんね、という感じだ。というわけで勝手に出国。

ニューヨーク発リマ行きの飛行機は当たり前だが外人だらけだった。日本人は自分ひとり。そもそもリマに行くのにニューヨークを経由する人はまずいないだろう。というのも、飛行機のスケジュール的に同日乗継が不可能で、ニューヨークで経由すると1泊する必要があるからだ。したがってコンチネンタル航空を利用する場合、同日乗り継ぎできるヒューストン経由でリマに行くことになる。しかし帰りはニューヨーク経由のほうが接続が良いのでニューヨーク経由便を利用する。そんなわけでまわりではスペイン語が飛び交っている。なんか英語よりも勢力ある感じだ。もちろんさっぱりわからん。と言ってる間に、あっさり40分遅れで深夜0時頃リマに到着。ここで合流するKEYの飛行機もほぼ同時刻にリマに到着予定なので、もう来てるかな？

入国審査を済まして荷物をピックアップしたあと、とりあえずロビーへ。空港内に4月に入社予定の会社のポスターがあってちょっとうれしかった。まあそれはともかく、KEYはまだ到着していなかった。僕が乗ってきたコンチネンタル航空は40分遅れだったが、KEYが乗ってくるデルタ航空は2時間遅れ。空港で待ちぼうけぇ〜。まあどうせ今夜は朝まで空港に居座る予定なので問題ないが。というのも、いきなり朝一の国内線でマチュピチュのあるクスコに飛んでしまう予定なのだ。こんな深夜にわざわざ知らない街、しかも安全とは言えないリマにノコノコ向かってホテル探しして、また早朝空港に向かうのはバカらしい。ということで今夜は空港に一泊。

リマ空港では思ったほどしつこい客引きにも会わず、平和にKEYを待てた。ただ深夜だと言うのにやたら人が多い。どうやらこの深夜の時間帯が出発および到着ラッシュなようだ。午前2時、KEYの乗るデルタ航空が到着して、無事KEYと合流。外国での合流は今回で3回目。だいぶ慣れてきた。ペルー名物、インカコーラで乾杯してベンチで朝までコース。

$1≒120円  s/.1（ペルー・ソル）≒35円

空港バス	ペンステーション→空港　$13
宿	空港のベンチ