凍りつくナイアガラ

2003．2月25日（火）

ニューヨーク→バッファロー⇒ナイアガラフォールズ【カナダ】

昨日ニューヨークに来たばかりなのにもかかわらず、今日いきなりナイアガラフォールズへ。あいかわらず忙しいスケジュール。というのも、明日はNBA、明後日はミュージカルの予定が入っており、金曜になると週末料金で飛行機の割引がなくなってしまうので、ナイアガラに行くのは今日しかない。ナイアガラへはアムトラックやバスでも行けるのだが、値段が飛行機と変わらない、むしろ高いので却下。パスを持っていれば話は別だが。ナイアガラへはJetBlueというアメリカのローカル航空会社で行く。いろいろ調べたところ、ここが1番安かった。チケットは日本でインターネットで購入。ナイアガラに1番近い空港、バッファロー空港まで往復で$105と飛行機の割には安い。飛行機が朝9：30発なので、朝5：30にごそごそ起きて荷物をまとめ、即チェックアウトしてグランドセントラルターミ ナル（GCT)に向かう。なんとなく早朝のニューヨークは不気味だ。深夜・早朝は犯罪が発生しやすいと聞くので、気をつけないと。今日はニューアーク空港ではなく、JFK空港。地下鉄でも行けるのだが、時間がかかるらしく、しかも早朝のニューヨークなので今回はバスで行くことにした。バス停は建物の南。6：00前だったが、ちゃんとバスは動いていた。道路はまったく混んでいなく、6：45には空港に到着。予想以上に早く着いてしまい、相当暇になった。

飛行機は予定通りJFKを出発し、予定通りバッファロー空港に到着。ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境にある。行き方【詳細はこちら】は、タクシー、シャトルバス、市バスがあるが、タクシーとシャトルバスは恐ろしく高い。タクシーが$45、シャトルバスが$20（くらい？）であるのに対し、市バスは$3以下。これはもう市バスしかないでしょう。ただし、市バスは一度バッファローの町まで行き、そこで乗り換える必要がある。しかも接続が悪く、ナイアガラにたどり着くまで2時間以上はかかってしまう。まあ安いから仕方ない。3〜4人ならタクシーで行ったほうがいいかも。まず空港の外に出て、24番のバスに乗る、のに1時間待ち。しかも外は寒いので空港内で待っていたら、時刻表より早く来て乗り遅れそうになった。25分くらいでバファローのダウタウンに着き、そこで40番のバスに乗り換える、のに1時間待ち。1時間くらいバスに乗ってようやくアメリカ側のナイアガラフォールズに到着。結局15：00くらいになってしまった。その後、カナダ側のナイアガラフォールズまで国境を通過して歩いていき、宿を探してチェックイン。もう疲れた…。

カナダとの国境

今夜の宿 【カナダ】

冬のナイアガラは相当寒い。自分が住んでいる札幌よりも寒い。やばい、身体が凍りつく。身体だけではなく心も凍りつきそう。シーズンオフだからか街全体がシーンとしている。さびれた温泉街みたいだ。巡回バスや霧の乙女号などのアトラクションもやってない。寒いなか、ひたすら歩いて滝を見に行く。宿から滝までも歩くと30分以上はかかる。滝はアメリカ側の滝とカナダ側の滝の2つあるが、カナダ側の滝のほうが大きい。でも両方とも一部が凍り付いていたり、水しぶきが激しくて滝全体がよく見えなかったりと、思ってたほどの迫力は感じなかった。冬は水量も少ないらしい。うーむ、ここは夏に来るべきだったかもなぁ…。

ナイアガラフォールズ

水しぶきがすごい

滝を見た後 、まだカナダドルを全く持っていないことに気づき、両替所を探す。が、やはりシーズンオフだからか閉まっているところが多い。開いているところは、レートを表示してない怪しげなところのみ。ATMでカードを使ってお金をおろそうかとも考えたが、アメリカと同じようにカナダのATMは手数料を2重に取られるようだ。なんかムカついたので、意地になって

カナダドルは全く使わんぞっ！！

と心に誓った。まあ国境の街なので隣国であるUS$もそこそこ使えるし、特に問題はない。宿も幸いUS$が使えた。しかしレート的には不利なので、宿とミノルタタワーというタワーの料金以外にお金は全く使わず、ご飯もニューヨークで買ってきたお菓子で済ませてしまった。うーむ、どんどん心と身体が寒くなってきた。しかも寒いなか相当歩き回ったので、かなり体力を消耗。明日も朝早いんだよなぁ…。

$1≒120円

空港バス	GCT(6:00)→JFK空港(6:45)　$13
飛行機	J.F.K(9:30)→バッファロー(10:50)　$52.5
市バス	バッファロー空港(11:50)→                     ナイアガラ(14:50)　$2.35
宿	Backpacker's Hostel　$15