最初から体調不良

2003．2月24日（月）

成田⇒ニューヨーク【USA】

学校で最後の論文発表を済ませ、すぐに自分の机を片付けて学校から退散し、引越しの準備を始めたもののまったく進まず、もう出発の日が来てしまった。帰国日の次の日に卒業式、さらにその次の日が引越しということになっている。はたして間に合うのだろうか？むむっ、…と悩んでももう出発するしかないので、部屋が最高に散らかったままバッグを背負い旅立ってしまった。

今回も前日に実家に泊まっていたのだが、なんと雪が降った。北海道に住んでいる自分にとっては雪など珍しくもないのだが、関東で雪が降るということは、それだけこっちが寒いということである。おかげで出発と同時にカゼを引いてしまった。そのため飛行機の中では横になって爆睡。

今回利用する航空会社はコンチネンタル航空。南米には他にもアメリカン航空やデルタ航空などでも行けて、途中で合流予定のKEYはデルタを利用。南米に行くには基本的にアメリカ経由になるのだが、コンチネンタルは経由地にニューヨークがあるので、ついでにニューヨークも行けてしまう。そういうことで今回はコンチネンタル航空を選択。アメリカンはマイアミ経由、デルタはアトランタ経由である。他にもノースウエストやヴァリグ・ブラジル航空などもあるのだが、値段がなぜか高いので却下。そんなコンチネンタル航空だが、席はガラガラ。半分も埋まってない。戦争が始まるかもしれないという状況からだろうか？おかげで僕は席を3つ使い、横になって寝ることができた。サービスは普通。ただ、アメリカの航空会社は最近アルコール類を有料にしやがった。ただでさえ高いお金払って飛行機乗ってるのに、さらにお金とるだなんてひどいっす。さらになぜかアルコール類の持ち込みもダメと言ってきやがった。うぐぅ・・・。まあ、各座席ごとにプライベートモニターがついているので許してやろう。

13時間以上かかってようやく到着。成田出発が18時前だったのに、ニューヨーク到着が同じ日の16時。かかった時間はマイナス2時間。そんなわけないのだが、なんか得した気分。その代わり帰りはかなり損することになる。ニューヨークには空港が3つあるのだが、コンチネンタル航空が利用するのはニューアーク空港。ニューアークはニュージャージー州にあるので、正確にはニューヨークではない。ニューアーク空港からマンハッタンへはスカイトレインとNJトランジットで行く。スカイトレインとはターミナル間とNJトランジットの駅を往復している無料シャトルモノレールで、NJトランジットは近郊列車のことである。NJトランジットのニューアーク国際空港駅からマンハッタンのペンステーションまで片道$11.55。高いっ。さすが超先進国アメリカだ。逆方向のスカイトレインに乗ったり、NJトランジットの大幅な遅れなどで多少時間をロスしたものの、なんとかペンステーションに到着。もう夜だし体調も万全じゃないし明日は朝早いので、さっさとホテルを決めてとっとと寝た。

$1≒120円

NJトランジット	空港→NYペンステーション　$11.55
【宿】	Biｇ Apple Hostel　$33