激走旅日記アレジィ

スーパーG.Wはアフリカで。

No.17

親切なジンバブエの人たち

2005.5月9日(月)

ブラワヨ→マシンゴ

ジンバブエの人たちは親切?

列車は8:00ころジンバブエ第2の都市ブラワヨへ到着。しかしたった400kmの距離を12時間以上もかけるなんて…。ブラワヨは特に観光するところでもないので、すぐにグレートジンバブエへの拠点となる街、マシンゴへ向かうことにする。マシンゴ行きのバスがあるバスターミナルは、旅行人ガイドブックには載っていない。ガイドブック に載っているバスターミナルへまず行き、そこでマシンゴ行きのバスがどこから出るかを尋ねると、そこにいた黒人のにーちゃんがわざわざ別のバスターミナルまで歩いて案内してくれた。ちなみにそのバスターミナルは、鉄道駅からBasch st.を北へ進むとある旅行人の地図にも載っている一つ目のバスターミナルからさらに北へ10分くらい歩いたところにあった。ここでアラブ人とかならたいてい、

”ガイドしたんだからガイド料払え”

などとほざいてくるが、この黒人はそんなことは全く言ってこなく、マシンゴ行きのバスまで見つけてくれてそのまま”じゃあ”と去っていった。うーむ、昨夜の夜行列車の黒人と言い、こっちの人は親切なのかなぁ・・・?

マシンゴ行きのミニバスはトヨタのハイエースで、アフリカでは良くある満員にならないと出発しないというタイプのバスだ。この手のバスは初めてだったが、意外にすんなり満員になって出発。乗客も1列に4人なので、そんなに窮屈でもない。乗客はもちろん黒人のみ。ていうか、ここジンバブエは 数年前に白人追い出し政策 (正確には白人の土地を取り上げた)を行ったので、白人の数は少ない。まあ、そのせいでヨーロッパ諸国から大避難をあび、経済封鎖を喰らってインフレが加速し経済がメチャクチャになっているのだが…。そういえばザンビアにいた白人達は、ジンバブエを毛嫌いしていたな…。

ガソリンも電気も不足?

ミニバスは結構なスピードで、意外に状態のいい道路を疾走していく。周辺国のように、ガソリンスタンドは結構あるのだが、ほとんど

”NO FUEL”

と看板が出ていて営業していない。確かにジンバブエでは、例の経済封鎖のためかガソリンが不足しているといううわさは聞いたことがある。みんなどこでガソリン入れているんだろう…?しかし、特にガス欠などのトラブルは起きず、無事マシンゴに到着。降りたところはマシンゴの中心地っぽいのだが、地図が無いためどこにいるのかさっぱり分からない。とりあえず、インフォメーションがあるらしいので、道を聞きまくりながら探しまくっていると、またしても黒人のにーちゃんがわざわざ連れて行ってくれた。そこで市内マップ もらい、宿情報とグレートジンバブエへの行き方などを聞いて、とりあえず教えてもらった宿に行こうとしたところ、やっぱり黒人のにーちゃんがわざわざ宿まで連れて行ってくれた。特に何かを要求されるわけでもない。何かやたらに親切だなぁ…、黒人=怖いというイメージが変わってきた感じがする。ジンバブエが特別なのかもしれないが。 しかし一方でジンバブエも南アフリカと同様に治安が悪化してるという話も良く聞く。

街中で食料を買ったり、マシンゴ唯一の旅行会社で明日のプレトリア行き夜行バスのチケットを買ったりして、今日は終了。夜、宿でシャワーを浴びていたら、いきなり停電。おいおい…。そういえばスーパーのジュースとかが入っている冷蔵庫も全く冷えていなかった。ガソリンが不足=石油も不足=発電できない、という公式で電気も不足しているのかも。


宿:Pow-Pow Lodge

マシンゴ地図

めも

US$1≒108円≒Z$(ジンバブエ・ドル)6500[公定]〜20000[闇]
*公定レートと闇レートで3倍の差。商店だとZ$12000〜15000程度

マシンゴの両替:街で一番大きなホテル(シェブロン)のフロントで両替してもらえる。US$1=Z$12000だった。高額両替ならもっとレートを良くしてくれるらしい。

ミニバス  ブラワヨ(9:30)→マシンゴ(13:30) Z$50000
宿  Pow-Pow Lodge Z$50000
 *場所:地図"Chevron""n"の横の

 

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