激走旅日記アレジィ

スーパーG.Wはアフリカで。

No.6

アプリコット色の世界

2005.4月28日(木)

ウィントフックソススフレイ

車が少ない…

昨日の夕方のうちに、例の対応の悪いレンタカー会社で車を借りておいたので朝から移動開始。レンタカーはトヨタ・TAZZというカローラUみたいな小型車。もちろん2WD。4WDのほうがイイというウワサもあったのだが、2WDで十分だとインフォメーションのおばちゃんも言ってたし、何より値段が3倍くらい違った。ナミビアは たださえレンタカーが高い(1日7000円〜)ので、まあ2WDでも何とかなるだろうと決断。というわけで、ウィントフック市内は普通の都市なので車は結構走っているのだが、郊外に出ると一気に車の数が激減。しばらくは舗装道路だったのだが、主要幹線道路を外れるとダート道。でも結構整備されていて、ダート(Gravel)でも100キロくらいで走れる。舗装道路は車の性能の限界もあって140キロくらい。それでもガンガン抜かれる。さすが元ドイツの植民地だけあるな。ダート道に入ると、ほとんど車とすれ違わなくなる。こんなところで事故ったら相当悲惨だなぁ…。たまに大きな石を踏んでしまったり、車体の腹を打ってしまったりして、

”ガツン、パラパラパラ…”

という嫌な音が聞こえたりもしたが、何とか故障せずに走り続ける。さすが日本車、世界のトヨタは違うな。 しかもエアコンにカーステ付き。ラジオは意外に遠くでも聞こえる。また、ラジオが聞こえなくなったときのために、ウィントフックでナミビアン・ミュージックテープを買ったのだが、これがものすご〜〜〜く単調な曲ばっかで、同じフレーズをひたすら繰り返すというちょっとうんざりするシロモノだった。そのうちMP3化したいものです。

○フローレスの歌

”フロ〜レース、もなむ〜〜る、フロ〜レース、もなむ〜〜る、フロ〜レース、もなむ〜〜る、フロ〜レース、もなむ〜〜る、フロ〜レース、もなむ〜〜る…(以後死ぬほど繰り返し)
 


舗装道路

と思ったらダート

レンタカー(トヨタ車)

休憩

映画みたいな感じ

国立公園

奥まで行けるかな?

だいたい4〜5時間くらい(350kmくらい)でナミブ砂漠(ソススフレイ)への拠点となる街、セスリウムへ到着。ここから目的地のソススフレイまでは国立公園となるので入場料(1人N$30、車N$20、もうすぐ大幅値上げ予定)を払ってパーミットを取り、ソススフレイへ向けて出発。この時点で15時前で、ゲートが閉まるのが18時半。情報によると、最後の5キロは2WD車では行けないらしく、歩いていく必要がある。5キロ歩いて往復するのは時間的に厳しいかな…、とまあ無理だったらとりあえず途中にあるDune45という砂丘だけ見て帰ってくることにした。道は一応舗装されているが、穴だらけで自分も車も相当衝撃を受けた。わざと道路から外れて道じゃないところを走る車も結構いた。最初のうちは周りの景色もたいしたことなかったのだが、徐々に砂丘が増えだしてそしてDune45に到着。うーむ、赤いなぁ・・・。ただここら辺はまだ2WD車でも行ける場所なので、見渡す限り一面砂漠という感じではない。荒地の脇に砂丘があるという感じ。
 


ソススフレイ

Dune45

砂漠とダチョウ


時間的に厳しそうだったが、一応奥地のソススフレイへ向かってみる。2WD車で行けるところまで行くと、そこには観光用の4WDトラックがあったのだが、シャトルサービスはやっていなかった。シーズン中ならやっているのかなぁ…?しょうがないので、ここから5キロの道のりを歩き始める。道はさすがに4WD車限定と言うことだけあって悪路で歩きにくい。4WDでも簡単にスタックしそうだ。こんな道を5キロも歩くのはつらい。ここで都合よく他の旅行者の4WD車が通りかかって、しかも乗っけてくれたらなぁ…、と自分勝手な希望をAKASHIに話していたら、

本当にやってきました。しかも乗っけてくれました。

うーむ、なんてすごいタイミングなんだろう…。乗っけてくれたのは、アメリカ人夫婦がチャーターした運転手兼ガイド付4WDトラック。このアメリカ人夫婦はすごいイイ感じの人たちだった。超独断個人的国別ランキングではアメリカはかなりダメな国だったが、これで少しポイントアップ。奥地まで悪路をどんどん進んで行き、行けるところまで行ったところからさらに歩く。ここまで来ると、だいぶ世界が変わってくる。まさに一面砂漠だ。 しかもアプリコット色。砂丘がいくつも連なり、そこに太陽の影ができて幻想的だ。ガイドの案内で干上がった湖も見れた。こんなのがあるとは知らなかったので、見れてラッキー。途中のDune45もキレイだが、この奥地のソススフレイの方が断然イイ。うーむ、本当によくこんなトコまで来たものです。
 


奥地へ

砂丘

さらに砂丘

波模様

湖のあと?

デッドなんたら

砂漠とオレ

もう一回砂丘

そして夕暮れ

国立公園内キャンプ場の特典

夕暮れを見てゲートが閉まるギリギリの時間に戻ってきた。今日はここセスリウムのキャンプ場でテント泊。ソススフレイ(国立公園)はゲートがあって、オープン時間は

”OPEN SUNRISE, CLOSE SUNSET“

とかなり適当なのだが、一応この時期は5:00〜18:30ということであった。さらに実は、ここセスリウムの街にもゲートがあって、このゲートが開いている時間でないと、街への出入りはできない。この街のオープン時間は、6:00〜17:30とソススフレイ(国立公園)よりも短い。ソススフレイへは必ずこのセスリウムを通らないといけない。これが何を意味するかと言うと、セスリウムの街に泊まると、朝早くからソススフレイに行けて、夜も遅くまでいられるのである。逆に街中に泊まらないと、滞在可能時間は短くなる。ほんの1〜2時間の差だが、これが実はすごい大きい。朝日と夕日である。この時期、日の出が6時過ぎ、日の入りは18時過ぎ。つまりセスリウムに泊まらないと、朝日と夕日を砂漠で見れないのだ。で、セスリウムの街にはホテルやロッジはなく、キャンプ場しかない。そして僕たちはテントを持っていた…。

なんて完璧なんだ!!

なんとなく借りてきたキャンプグッズがいきなり役に立つとは…。ただキャンプ場は国立公園内ということもあって、かなり高い。1サイトN$240(\4000くらい)もする。スペースはかなり広く、テントは8張りまで張れるし、キャンピングカーも入れられるので、大人数用という感じ。実際このキャンプ場を利用していたほとんどの白人達は家族連れなど大人数で来ていて、車も装備もすごかった。そんななか、だだっ広いテントサイトに小型2WD車とテント1張りの僕らは、パスタを作ったりビールやワインを飲んだりして、細々とキャンプしてました。

 
必需品
 


めも

US$1≒108円 N$1(ナミビア・ドル)=R1(南アフリカ・ランド)≒18円

※ナミビアでは南アフリカ・ランドがそのまま使える(逆はダメ)

宿  キャンプ場(テント泊)  N$240

 

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