スーパーG.Wはアフリカで。

ウィントフックに到着後、とりあえず宿に向かう。と、途中にいきなり引ったくり（未遂）にあってしまった。バックを担いで街中を歩いていたら、後ろから若い黒人の男が自分のバックに手を伸ばしてきていた。幸い後ろを歩いていたAKASHIが気づいて叫んだため、その引ったくり野郎は何もとらずに逃げていった。ウィントフックはアフリカの中では比較的治安はいいらしいのだが、やはり街中は油断できない。

その後宿に着いたのだが、なんか受付のねーちゃんはやたら愛想が悪いし、教えてもらったレンタカー会社の対応はひどかったし、そのレンタカー会社のオフィスに行くタクシーにボラレたのかやたら高かったし（その代わり宿に忘れてきたクーポンを取りに行ってもらった）、なんか感じ悪い街というイメージが…。

ナミビアはレンタカーで周ろうと考えていた。というのも、ここナミビアでは見所への公共交通機関がほぼ無いからだ。ツアーを使うと言う方法もあるが、出発日が決まっているし値段も結構高い。それにせっかくだから自分の好きなように動きたい。というわけで、明日からレンタカーでナミブ砂漠に行くことになり、結構大手であるEuropCarというレンタカー会社のオフィスに向かったのだが、対応が最悪だった。説明がほぼ皆無で、

”ハイ、じゃクレジットカードだして”

とだけ言って、キーを渡されておしまい。クレジットカードのレシートもこっちが言わないと渡さないし、ガソリンの説明もないし、緊急連絡先といって書いた電話番号は間違ってるし、実は返却予定日がナミビアの祝日で、オフィスが開いているのかどうかも説明無かったし…。地図とかも貸し出ししてくれるのが普通なのに、ナミビア全図どころか市内地図もない。これじゃあどうやって宿に戻るかも良くわからない。とにかく適当だった。値段はまあ普通だが、ここのレンタカー会社は全くオススメできない。返却日が祝日だと言うのは、後から知ったことで、一応レンタカー会社を紹介してくれた宿のツアーデスクに確認したところ、祝日でもやってるから問題ないとのことだったのだが…。

さらに何となくこれから行くナミブ砂漠とかでは宿泊施設に関する情報が無く、キャンプサイトしかない可能性もあるのでキャンプグッズを借りに行ったのだが、返却予定日が祝日でやってないとのこと（この時点で祝日について知った）。いろいろ交渉した結果、なんとか借りれることになったのだが、返却方法に問題があった。ここナミビアもやはり強盗などに対するセキュリティが必要で、ここのキャンプグッズ屋も壁の上にセキュリティ用の電線が張られている。この電線が超高電圧線で、触ったら真っ黒コゲ…、と言うわけではなさそうなのだが、触れると警備システムが作動して警察（警備会社？）がすぐに駆けつけることになっているようだ。で、結局どうやって返却するかと言うと、

”その壁の上に張られている電線に触れないように、借りたものを外から投げ込む”

という荒技をすることになった。借りたものは、テントに寝袋、ガソリンタンク、ガスコンロなど。テントとガソリンタンクがそこそこ重さがあるので、ちゃんと投げ込めるか不安が残る。もし失敗してグッズが電線に触れたら警察沙汰になって面倒なことになってしまう…。まあ、事情を説明すれば何とかなるのだろうが、そのあとの日程に響く恐れがある。返却日の夕方に、おれはザンビアへ、AKASHIはケープタウンへの夜行バスに乗る予定だからだ。バスは毎日あるわけではないので、これを逃すと最悪2～3日待機（通称：体育座り）と言うハメになってしまう。うーん、なんかいろいろ精神的にプレッシャーを背負うなぁ。

というわけで、いろいろあって疲れてしまって、明日からのレンタカー旅行用の食料の買出しなどを済ませてから宿に戻って就寝。

ウィントフックは居心地悪い？

2005．4月27日（水）

スプリングボック⇒ウィントフック

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