激走旅日記アレジィ

インドなんか行きたくない 編

No.14

ムンバイ暇紀行B

2006.2月25日(土)

ムンバイクアラルンプール

最後の手段、博物館

ついにインド最終日。そしてムンバイもようやく最終日。いやー、長かった…。今日を乗り切ればようやく日本に帰れるよー。と、もうすぐ日本に帰れることがうれしくてしょうがないのだが、その前に今日という日を乗り切らなければならい。昨日ムンバイ最大の見どころを見てしまったので、もうそろそろネタ切れ。こうなったらついにアレをやるしかないか…。ミュージアム系である。大英とかルーブルクラスならちゃんと行きたいと思うが、それ以外の普通のミュージアムはあまり行きたいと思えない。もともと芸術や歴史の知識に乏しいので、博物館はともかく美術館などは行ってもただ疲れるだけである。分かりやすい解説のある博物館などはまだいいが、何の説明もなくただ並んでいるだけだったり、英語の説明がなかったりするところは拷問に他ならない。ということで、最近は特にミュージアム系は避けていたのだが、あまりにも暇でそれ以外行くところもないので、渋々プリンスオブウェールズ博物館と言うところに行ってみた。名前から分かるとおりイギリスがらみの博物館である。

ところでこの博物館、観光地と同じようにしっかり外人料金を設定してやがる。しかもその料金、なんとRs.300(やっぱりインド人はRs.10くらい。さらに学割とかもある)もする。ふざけろ、ほんとに。あまりにも高いので行くのやめようとも思ったが、暇なので渋々高い金払って行くことにした。この博物館はタージ・マハルと同じような感じで、高い外人料金を払った外国人にはインド人にはない特典があった。

その@:豪華入場チケット(カードケースつき)
そのA:無料オーディオガイド(日本語あり)

特典その@はどーでもいいのだが、そのAの無料オーディオガイドは大きかった。神像や細密画の説明をこれでもかと言うくらい丁寧に、そして分かりやすく、しかもちゃんと日本人のガイドで説明してくれた。こういうところの日本語ガイドは、結構怪しげな日本語での説明をしてくることが多いが、この博物館は完ぺきな日本語だった。博物館の内容的には普通だったが、このガイドのおかげでたっぷり2時間以上は時間をかけることができた。逆にこのガイドがなかったら一瞬で駆け抜けてやっぱり何も分からずにただ疲れるだけだっただろう。というわけで、入場料は高かったもののそれなりに時間を潰せたので良しとしよう。


(値段が)高い博物館

ワルな店

博物館でそれなりに時間を潰せたものの、まだ午後はたっぷり時間がある。そこでまず軽くビールでも飲もうと、チェックしていた居酒屋へ行ってみる。と、そこにはインドでは想像しえなかった世界が広がっていた…。そのやっぱり薄暗い居酒屋には真昼間だというのにたくさんのインド人が酒を飲みまくっていた。まさかインドでこんな光景を見るとは。やっぱりインド人も飲む人は飲むんだなぁ。しかもビールとかではなく、みんなウイスキーやジンなどの強い酒をボトルでガブガブ飲んでいた。おぉ、おめえらなかなかワルだな。そんななか僕らはなぜかオーストラリアライセンスのビールとつまみを頼み、このワルな世界に乾杯。

ワルな店を堪能してもまだまだ時間はある。そこで、世界的にも豪華で有名なタージ・マハルホテルへ忍び込んでみる。そしてやっぱり場違いだったのでそそくさ退散。でも実際全然高くて泊まれないというレベルではないので、普通にお金出せば泊まれる。だからシャレで泊まってみるか、という案もあったがそういう感じでもないので却下。じゃあせめてレストランにでもと思いホテル内にある寿司屋に行こうとしたが、鉄人森本の店らしく恐ろしく高い(3000円以上しそう)のでこっちも却下した。おとなしくちょっと怪しげな店でインターネットをやって、その後は再び映画を見に行く。本当はインド映画っぽい踊りまくってるようなヤツを見たかったが、それをやっている映画館がどこにあるか分からなかったので、先日と同じ映画館で最新インド映画”TAXI”を見ることにした。封切り直後と言うこともあって、かなりの大盛況。内容はタクシーの運転手のおっさんと たまたまその乗客になった金持ち息子の間に発生したトラブルがどんどんエスカレートして行き2人の仲も険悪になっていくが、最後は仲直りしてハッピーエンドと言う感じ。…だと思うが、なんせヒンディー語だったのでさっぱりわからん。ただ不思議とたまに英語のセリフも出てきた(See you againとか)。会場が盛り上がったり大笑いするシーンも何が面白いのかさっぱり不明。大盛り上がりの映画館を後にすると、意外にももうタイムアップ。何とかムンバイ3日間を乗り切ってしまった。最後にマックで夕飯でも食いたかったが微妙に時間が 無さそうだったので、さっさとホテルに戻って頼んであった空港へのシャトルサービスを使いムンバイ空港へ。


ワルな店

タージマハルホテル

最後のホテル

これがインド一設備の良い空港か?

ムンバイ空港は市内からかなり遠かった。郊外の住宅街をいくつも通って1時間以上かかって空港に到着。とりあえずチェックインして夕飯でも食べようかな、と思ったが、レストランが全然ない。なんだここは?一応インド一設備の良い空港だと聞いていたのでそれなりに期待していたのに。あわよくばマックくらいあると思ってたのに。完全に裏切られた…。唯一やってたレストランは、Delayしたインド航空の客に対する補償食事会で半分以上占領されており、端っこの空いている席でしょうがなく食事。食べられたものはビールとチャーハン、焼きそば。…これがインド最後の晩餐でいいのでしょうか(泣)。しかもすげー高い。インド一設備の良い空港なんて信じないでちゃんとマック食べてくればよかった。この空港、レストラン以外の免税店も数少なくしかもやってるのかどうか分からない感じ。置いてある商品も外国製ウィスキーやら外国製チョコレートやらで、インド土産になるものは一切置いてない。やっぱダメだインド…。さらに追い討ちをかけるように、AKASIが荷物チェックで引っかかり持参していたチタン製フォークを没収されてた。そんなわけで、ようやく無事インド脱出です。


めも

Rs.1(インド・ルピー)≒2.8円 US$1≒120円

シャトル 市内→空港  Rs.375
飛行機 ムンバイ(23:10)クアラルンプール(6:35+1)
宿 機内

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