インドなんか行きたくない 編
No.9
別世界タージ・マハル2006.2月20日(月)アグラー→マンマド |
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さすがのタージ |
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今日はインドでもっともメジャーな観光地、タージ・マハルを見に行く。インドは現在ヒンドゥー教がメインだが、このタージはイスラムの墓である。とある王様が愛する王妃のために莫大な財をつぎ込んで建てたものだ。さらに自分の墓(黒タージ)を河の対岸に建てようとしたらしいが、それは夢で終わってしまった。というわけで、入り口に向かい、発展途上国お決まりのバカ高い外人料金を払う。ちなみに外人はRs.750(¥2100)に対して、インド人はRs.20(¥56)、実に37倍もの差がある。さすが差別の国インドだけあって、その差別っぷりは容赦ない。 その分外人にはペットボトルの水とシューズカバーのサービスがあった。インド人は水も飲まずに裸足で観光しろ、ということだ。ていうか、普通に¥2000以上する観光地って、なかなかないぞ。それでもさすがインド随一の観光地だけあって、金持ち外国人がたくさん。今までほとんど見なかったツアー客もたくさんいる。そしてタージ敷地内は、インドとはとても思えないほどきれいに整備されている。敷地外に出るとすぐあの混沌とした埃っぽい街が広がってるのに、この敷地内は別世界だ。 ところで肝心のタージ本体はと言うと、確かにすごいブツだ。全部大理石で作られているところがありえない。完全な対称形をしていて美しい。しかし、イスラムだし完全に別世界と言うこともあって、なんかインドっぽくないのが心に引っかかる。美しいけど、あまりにも有名でTVとかでも良く出てくる分、新発見的な感動はないな。それでも高い入場料を払ったので、3時間近くたっぷりとタージを堪能。
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普通に快適SLクラス |
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昼食(もちろんベジタリアン食)後、駅へ向かいマンマド行きの列車を待つ。そこでやたらとしゃべる韓国人の相手をしながらも、意外にも時間通りに列車が到着。今回はACクラスが取れずに普通のSL( スリーパー:ACなし寝台)クラスなので、ちょっと快適には過ごせないかなぁ、と心配していたが、実際そんなことは全然なかった。客層は確かにACクラスに乗っているような人とは違うし、盗難の危険も高いらしく皆がっちりと自分の荷物を頑丈そうなチェーンで固定してたりするが、季節が良いせいか車内も暑くないし、逆に窓からの風が心地よい。そんな感じで、昼過ぎに列車に乗り込んだ後はゴロゴロ昼寝したり読書したりとなかなか快適。だが、あっさりと列車は1時間ほど遅れだした。今回もまたマンマドという駅で乗換えがあるのだが、3時間の余裕を見ているし同じ駅での乗り換えだから、たぶん問題ないだろう。そんなわけで、だらだらと時は過ぎていき、夕食はビスケットとオレンジというひもじい食事を取りながら列車は走っていく。
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めも | ||||
Rs.1(インド・ルピー)≒2.8円 US$1≒120円 |
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