もう来てしまった、最終目的地パリ

1998．9月20日（日）

ジュネーブ−パリ（フランス）

本当はジュネーブから南仏を訪れた後パリ行く予定であったが、なぜかもう早くパリを見てみたいという衝動にかられてしまい、 予定を変更して一路パリへ。どうせユーレイルパスが使えるので、あとで南仏行ってもいいじゃん、という考えだったのだろう。 実に無駄な移動をすることになる。まあいい。

というわけで、子供の頃の憧れだったTGVに乗ってパリへ向かう。男の子だったら子供の頃必ずTGVに憧れるに違いない。 理由は単純、世界一早いからだ。最近は日本の新幹線もがんばっているが、やはりTGVのほうがカッコいい。 TGVはパリを起点に様々な場所へ走っているが、このジュネーブとパリを結ぶ路線のTGVはオーソドックスなオレンジ色ではなく、シルバー色であった。 子供の頃憧れていたTGVはオレンジだったので、是非オレンジのTGVにも乗らねばならん。 もちろんユーレイルパスでTGVは乗れるのだが、TGVは全席指定なので予約料金だけ必要。 よし、初TGVだ！と興奮しながら、車内に乗り込んだがその車両、日本人だらけ。どうやらツアー客と一緒の車両にあたったらしい。 しかもそのツアー客、なぜか鮭弁当に緑茶という外国では考えられないモノを食べている。 最近のツアーではそんなサービスもあるのか。TGVに鮭弁。世界で最も似合わない組み合わせの一つであろう。

パリ着後、とりあえずYHにチェックインし、パリのシンボルでもある凱旋門とエッフェル塔に向かう。この２つはもうずっと前から早く見てみたいと思っていた。それがパリ行きを早めた原因でもあろう。実はパリの宿泊先について、ジュネーブのYHで知り合ったフランス人のにーちゃんにいろいろ情報をもらいメモまで書いてくれていたのだが、それがドコのことなのかさっぱりわからず、結局ガイドブックに頼って郊外のYHに決めてしまった。フランス人のにーちゃん、いろいろ教えてもらったのにスマン。

Le d'Artagnan YH

それはともかく、凱旋門にエッフェル塔である。あの凱旋門にエッフェル塔である。 TVでよく見る凱旋門にエッフェル塔である。雑誌でもよく見る・・・もういいか。しかし実際目の前にして見ると感動。 本当に来ちゃったんだ〜。ちょうど凱旋門の下ではなんかセレモニーが始まるところだった。 残念ながら、何のセレモニーなのかはわからない。知ってたら、誰か教えて！！ またエッフェル塔には、2000年まであと何日というスクリーンが設置されていた。 今日は2000年まであと468日だそうだ。エッフェル塔に上るころちょうど日が暮れ始め、パリの夜景も堪能できて満足の一日でした。

凱旋門	セレモニー
エッフェル塔	夜景