激走旅日記アレジィ

とりあえずヨーロッパ編

No.10

何もしなかった街その2 ローテンブルク

1998.9月16日(水)

バッハラッハ−ローテンブルク−ミュンヘン

ロマンティック街道を満喫できるか?

ライン下りを一応満喫した僕は、次にロマンティック街道を満喫すべくローテンブルクへ向かった。 ロマンティック街道とは、フランクフルトから約100キロ離れたヴュルツブルクからアルプスのふもとにあるフュッセンまで小さい街が点在とする、今もなお中世の面影が残る街道である。 当初の予定では、街道のハイライトでもあるローテンブルクとノイシュヴァンシュタイン城で有名なフュッセンに滞在するつもりであった。 ”つもりであった”ということは、実際はそうしなかったのである。

古城ホテルを満喫した後、一度フランクフルトに戻り、そこからローカル線を乗り継いでローテンブルクまでたどり着いた。 しかしこの日は朝から事故か何かあったらしく、乗ろうとした列車がどんどん遅れ、ローテンブルクに着いた頃にはもう夕方になっていた。 とりあえずYHに向かったが、あいにく満杯。 今までYHしか泊まってなかった自分にとって、普通のホテルに泊まるのは気分的に進まない。 値段的にもだいたいユースの3倍くらいするからだ。 とりあえずほてる探しをはじめるが、シーズンなのかそれとももう夕方過ぎだからか、部屋はなかなか見つからない。 しかも雨まで降ってきた。気分はかなりブルー。別の街に行こっかなー。 と思ったが、こんな時間に行っても、どうせホテル探しに苦労するだろう。さあどうしましょう?

ローテンブルク市庁舎

さようなら、ローテンブルク

ホテル探しに疲れた僕は、マックに入ってこれからの作戦を練った。 ヨーロッパに来てマックは結構使う。一人なので普通のレストランにはちょっと入りづらいということもあるし、 各国それぞれ特色のあるメニューがあって結構面白い。ここドイツのマックはやはりソーセージ系のメニューが目に付く。 まあそれはともかく、今日泊まれない以上どうするか?野宿か?いや、さすがにそれはできん。 他に寝るとこっていったら・・・、あるじゃないか、しかもタダで!!いったいそれは何か?答えは夜行列車である。 寝台は別料金が必要だが、座席は普通にユーレイルパスで乗れる。僕は急いでこれから乗れる夜行列車を調べた。 列車というくらいなので、どこか目的地が必要なのだが、いろいろ考えた結果、なかなかいいのが見つかった。 今夜遅くミュンヘンから出発するイタリアのミラノ行き夜行列車。 そのままローマまで行ってしまいたい気分だったが、さすがに遠いので断念。 イタリアは今回の旅行では行くつもりはなかったが、まあ行けるんならそれもアリということで。 このままローテンブルクを去ってしまうのはもったいないが、いくら美しい町でも雨が降っていたらその美しさは半減する。 雨って旅の天敵ネ。ということでまた今度来ます。


めも

1DM(ドイツマルク)≒80円

【宿】 夜行列車 ミュンヘン−ミラノ  0DM

     

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