激走旅日記アレジィ

アラブの国々へ…編

No.12

クレイジーなバスの運ちゃん

2001.3月21日(水)

イスタンブールマドリード(スペイン)→アルヘシラス

爆走シャトルバス

朝6時起き。早めの朝食をだしてもらったあと、シャトルバスにピックアップしてもらい空港へ向かう。このシャトルバスには僕ら3人しか客がいなかった。シャトルバスと言っても、普通のワゴン車。乗合タクシーみたいなものだ。このバスの運ちゃん、恐ろしいほどのスピード狂だった。高速道路に乗ると思いっきりスピードアップ。ガンガン他の車を抜きまくる。ハンドルを右に左にと切りまくり。明らかに走っている車の中で1番速い。と、突然急ブレーキ!!前の車が突然進路変更してきたのだ。運ちゃんはクラクションを鳴らして文句を言うも、すぐにまた爆走しだした。これ事故ったら確実に死ぬな…、とかなりヒヤヒヤもんだったが、何とか無事空港に到着。しかも市内からわずか15分で。おかげで空港ではかなりの余裕ができた。

スペインは怖いトコ?

イスタンブール発マドリード行きのトルコ航空は無事出発。この飛行機の航空券は、日本でEキップというヨーロッパ内特別運賃の航空券をあらかじめ購入していた。Eキップは、ヨーロッパに飛行機で入ればヨーロッパ内の航空券がある程度安く買えるという割引航空券だ。ただしこのシステムに参加している航空会社は、トルコ航空、スイスエアー、ザベナベルギー航空、ポーランド航空等で、あまり使い勝手は良くないかも。というか、もうこのシステムは存在してないんじゃないかなぁ。今回は、エジプト、トルコ、そしてモロッコという変則的なルートで旅行するということで、本来ならトルコから一気にモロッコへ飛びたかったのだが、そういう航空券は見つけられず、しかたなくモロッコに近いスペインまで飛行機を使うことになったわけです。

飛行機は着陸時にぐらぐら揺れ、少し気持ち悪くなりながらもマドリードに到着。空港から市内までバスで向かう際に、現地のおじさんにさんざん泥棒や引ったくりに注意しろと忠告された。スペインってそんなに危険なのかな?確かに旅行中あった人に話を聞くと、スペインはスリとかそんな生易しい犯罪ではなく、首絞め強盗や身ぐるみ剥がし強盗など、手段を選ばない強盗が多発していると言う。さすが情熱の国スペイン、強盗にも情熱をかけていらっしゃる。気をつけなきゃ。

スペイン時間

危険、危険と言われたものの、実際街を歩いてみるとそれほど危険な感じはしない。まず、今夜夜行列車でモロッコ行きのフェリーが出るアルヘシラスまで行くため、チケットを予約。今回、スペインの移動にはスペインレイルパスを用意した。予定では夜行列車に3回は乗るので、3日用を購入。18500円、けっこう高い。1日6000円分以上利用しなければ元取れない。マドリード-アルヘシラス間は6000円以上するのかな?

チケットを予約した後、観光に繰り出す。適当に王宮や広場を訪れる。夕方までいろいろ歩き回ったが、全然日が暮れない。さらにスペインは、スペイン時間というものがあるのでさらに日が長く感じる。スペイン時間とは、基本的に3食をとる時間の違いである。朝は普通だが、昼は2時まで仕事。それからお店などがいっせいに昼休みに入りクローズする。その間にレストランに行くなり家に帰るなりして昼食をとる。昼休みは2〜3時間。夕方からまた仕事再会。仕事は8時頃まで。その後夕食なのだが、スペインでは夕食はバーなどで軽く済ます。その後は夜まで飲みつづける、といった感じだ。そんなわけで、昼は2時頃、夜は8時頃にようやくレストランは開くことが多い。これにはかなり戸惑った。夜8時までご飯食べれないのかぁ…。開いてる店もあるのだが、やはりここは”郷に入っては郷に従え”的な考えに従うのが旅人してあるべき姿。8時まで夕食を我慢し、その後アルヘシラス行きの夜行列車に乗り込みました。


王宮

マヨール広場

めも

1,000,000TL≒100円 1Pts(ペセタ)≒0.7円

飛行機  イスタンブール-マドリード 16,760円
夜行列車  マドリード-アルヘシラス パス利用

【宿】

 クシェット(夜行列車) 1500Pts

     

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