激走旅日記アレジィ

アラブの国々へ…編

No.11

突然のインフレ

2001.3月20日(火)

イスタンブール

予定変更の変更

朝無事にイスタンブールに帰ってきた。夜行バスの連続で、さすがに疲れたので、まずホテルにチェックインしてしばらく休むこと。ホテルは初日に泊まったところ。安くはないが、疲れていたので新たにホテル探しをする元気はなく妥協してしまった。

昼頃ムクッと起き、一度おっさんの旅行代理店オフィスに向かう。借りていたコートを返すためだ。実はこのおっさんに、トルコはいいところだからもうしばらく居たほうが良いと言われ、本来なら明日飛行機でスペインに向かう予定だったのだが、滞在を伸ばすために飛行機の変更手続きをしてくれることになっていた。しかし、もうこれ以上トルコを周る元気はなく、さらにこれ以上トルコにお金を使いたくもなかったので、その予定変更を変更。結局予定通り明日飛行機でスペインに向かうことにした。

価値が突然4分の3に

旅行代理店で、明日の空港行きシャトルバスの手配を頼もうとしたが、昨日まで3,000,000TLだったのに、突然今日から4,000,000TLに値上がったという。はぁ〜?なんで?と聞くと、この日の新聞を見せてくれた。そこには”1,000,000TL=0.75US$”という見出しが書かれていた。どうやら突然インフレが起こり、トルコリラの価値が4分の3になってしまったらしい。もともとインフレが激しくてこんなに0が多い通貨なのに、さらに数が多くなっちゃうのかぁ。このインフレによりちょうど1,000,000TL≒100円となった(2001年3月)。このようにトルコリラの信用度はかなり低いので、国民は現金を預金することはせずに金(ゴールド)とかで貯蓄するというウワサもある。また、トルコリラよりUS$での支払いが好まれるようだ。とりあえずシャトルバスのチケットは保留。鉄道を使う手段も考え出す。しかし泊まっていたホテルではこのインフレの影響(情報?)がまだ来てないらしく、3,000,000TLのままだったのでホテルでシャトルバスを手配してもらった。

期待はずれのグラン・バザール

今日がトルコ最後の日ということで、街を散策しながら有名なグラン・バザールへ。トルコはちょうどアジアとヨーロッパの中間に位置していることから、歴史的に様々なモノが集まり巨大な市場ができた。しかし、今や完全に観光客目当てのお土産屋街になっており、なんか拍子抜け。適当に土産を選んでさっさと退散。な〜んかイスタンブールはパッとしなかったなー。街並もかなり都会っぽくて普通だし。田舎のほうは良かったんだけどなぁ。明日からは新しい国。気持ちを切り替えて行きませう。

イスタンブールの街並
イスタンブールの街並


めも

1,000,000TL≒100円

【宿】

 名前忘れた 2,000,000TL

     

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