激走旅日記アレジィ

アラブの国々へ…編

No.5

死闘!!vsアラブ人

2001.3月14日(水)

カイロ

ミイラは追加料金アルネ

昨日はかなり高めのホテルに泊まってしまったので、今日は安ホテルに移動。朝からホテル探しをしたのにもかかわらず、けっこう満室なところが多くて苦労する。しかし満室で泊まれなかったホテルのスタッフが親切にいろいろな安ホテルを紹介してくれたおかげで、なんとかホテルを獲得。1泊8ポンド(≒250円)、なかなか良し。シャワーもお湯だし、偶然学校の友達のいとこが同じ部屋にいたし。

荷物を置いたあとエジプトが誇る考古学博物館に向かう。普段日本じゃ絶対博物館なんかには行かないが、外国に来るとなぜか足が向いてしまう。ここにはあの有名なツタンカーメンの黄金マスクやラムセス2世などのミイラがある。このような貴重なモノがあるためか、入り口では厳重なセキュリティチェック。が、カバンにナイフが入っていたのにあっさり通過してしまった。博物館内には石像や仮面、棺桶などがものすごく適当に置いてある。もうちょっと整理しろよ、ていう感じ。ちゃんと整理されているのはツタンカーメンの部屋とミイラ部屋くらい。ツタンカーメンの部屋は普通に入れるのだが、ミイラ部屋は、な、なんと追加料金が必要。しかもこの追加料金、博物館の入場料より高い。どーなってるんだ?結局博物館の入場料10£(学割)+カメラ持込料10£+ミイラ室入場料20£、合計40£。物価を考えると恐ろしく高い。今日泊まるホテルに4泊できてしまう。まあそれぐらい貴重なモノはあるんだけどね〜。

考古学博物館
考古学博物館

ツタンカーメン
ブレまくった
ツタンカーメンの黄金マスク

エジプト人は本当は良い人?

考古学博物館を見た後、カイロのイスラム地区へ。行き方がさっぱりわからなかったのだが、そこら辺にいる人に聞きまくってバスに飛び乗った。この”バスに飛び乗った”という表現は大げさな表現ではなくて文字通り飛び乗ったのだ。こっちの安いバスはバス停に近づいても完全にストップせずただ徐行するだけ。乗客はバスが来ると一斉に駆け出し、一気にバスに”飛び乗る”のだ。僕も他の乗客に混じって飛び乗った。もちろんどこで降りていいかさっぱりわからなかったが、他の乗客に聞くと親切にも降りるべきバス停が近づいた時に知らせてくれた。エジプトの一般市民はとてもやさしい。観光地にいるヤツラがすごい悪人なので、全体的にイメージが悪くなってるだけだ。その後も、有名なお土産街ハーン・ハリーリに行くバスを教えてくれるだけでなくなぜかバス代もおごってくれ、さらに実際に現地まで連れてってくれた。なんか要求されるのかな、と不安だったが特にそういうこともなかった。むしろ率先してバクシーシあげてもよかったかなぁ。

シタデル
シタデル
ガーミア・スルタン・ハサン
ガーミア・スルタン・ハサン
カイロの街並
カイロの街並

人生初の食い逃げ

超有名お土産街のハーン・ハリーリ、客引きがものすごい。ていうかウザイ。強引に店の中に連れ込もうとしたり、とにかく知ってる日本語を連呼しまくったりする。

”どろぼー、ヤクザ、ノー高い”

最後のはともかく、他は意味不明。しかも無視すると、”ユー、クレイジー!!”と捨て台詞を吐いてくる。やっぱ観光地のエジプト人はダメだ。そしてとうとうその”ダメ”さに僕はキレてしまった。とある喫茶店で休憩でもと思い、コシャリとシャーイ(紅茶)を頼んだ。前回コシャリは1ポンドだったので紅茶とあわせても3ポンドはしないだろう、と思っていたのだが、実際会計をしようとしたらなんと”8ポンドよこせ”と言ってきやがった。

”じゃけんじゃねーっ!!高すぎるんじゃー!!”

と文句を言ったところすぐに6ポンドになった。でもまだ高い。ずっと文句を言いまくっていると、奥からマネージャーが出てきて、

”ここは観光地だから高いんだ”

と説明してきた。確かに”観光地は高い”というのは常識だが、なんか納得できない。さらに文句を言いつづけると、突然マネージャーが怒り出して、

”出て行けーっ!!”

と僕を店から追い出した。ちくしょーっ、言いやがったなー!…ん?出て行っていいの?金払ってないのに?そうでっか、ほな行かせてもらいやす。と食い逃げしてしまいました。まあよくよく考えてみるとたかだか200円程度のことだったし、実際観光地プライスで普通よりは高かったことを考えると、ちょっとゴネ過ぎたかな。反省です。バチがあたったのか、帰り道思いっきり迷子になる。しかし親切な一般ピープルに道を教えてもらって無事宿にたどり着けた。さまーみろ、悪エジプト人め。ふっふっふ。


めも

1£E=100pt(ピアストル)≒31.5円

【宿】

 Sultan Hotel 8£E

     

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