激走旅日記アレジィ

アラブの国々へ…編

No.3

日帰り?ルクソール

2001.3月12日(月)

ルクソールカイロ

ツアーに参加するデス

朝8時頃特にアナウンスもなくルクソールに到着。さっそく帰りのチケットを購入。エジプトではチケットを買うのも大変だ。エジプト人は順番という言葉を知らないらしい。窓口に強引に割り込んでとにかく叫びまくる。その叫びが通じた人が受付できるのだ。これは負けていられない、おれも叫びまくらないと。

”To カイロ、プリーーーーーズっっっ!!”

となんとかチケットをゲット。チケット売り場で格闘している間、ツアー客引きが絶え間なく勧誘してきた。もともと自転車をレンタルしてまわろうと思っていたのだが、近くにいた日本人の話を聞くと、

”自転車は死ぬ”

とのこと。かなりの距離があるし、何しろ暑くて走ってられないらしい。タクシーチャーターと言う手もあったが、ここは最後まで勧誘してきたおっちゃんと交渉し、60ポンドを45ポンドにして(学割、入場料込み)契約成立。どうなんでしょう、この値段は?(エジプトは国際学生証でほとんどの入場料が半額になる。こんなに国際学生証が使える国も珍しい。)ツアーで行く場所は、メムノンの巨像、王妃の谷、王家の谷(ツタンカーメンの墓は含まれず)、ハトシェプスト葬祭殿くらいだったかな?あとはパピルスお土産屋。何も買わなかったけど。ちなみにこのツアーはオアシスというホテルが主催しているツアーでした。

ツアーの内容は、値段のわりに期待していたより良かった。ガイドのおっちゃんは超エジプトなまりの英語で丁寧に説明してくれるし、ヒエログリフ(エジプト象形文字)でツアー客の名前を書いてくれるし。なぜかいっしょのツアーに参加していた日本人が、欧米人から同じように日本語で名前を書いてくれるように頼まれていたが。

しかしルクソールは暑いっ!!確かに自転車だったら間違いなく死ぬ。ツアーで正解でした。ただ有名なツタンカーメンの墓や入場料が恐ろしく高いネフェルタリの墓(しかも見学制限時間10分)には行けなかったので、またいつかゆっくり泊りがけで来てみたいよん。

メムノンの巨像
メムノンの巨像
王家の谷
王家の谷
ハトシェプスト葬祭殿
ハトシェプスト葬祭殿
象形文字
僕の名前っす

タクシー1回はバス32回分

ツアーでルクソール西岸を周ったので、あとは東岸を自分で周る。東岸の見所は2つの神殿、カルナック神殿とルクソール神殿だ。最初は自転車でも借りようかと思ったが、交渉してもたいして値段が下がらなかったので、しょうがなくタクシーでカルナック神殿へ。エジプトタクシーになれてないせいもあり、かなりボラレたっぽい。流しのタクシーではなく、観光地に泊まっていた観光用タクシーだったからかもしれない。だからタクシーは嫌なんだ、もうタクシーなんて2度と乗らんぞっ!!帰りはほぼ同じ距離をセルビスというマイクロバスに乗って帰ってきた。料金はタクシーの1/32。つまりタクシーに32回乗れてしまう料金。このセルビスが安いのかタクシーが高いのかよくわからんが、恐ろしい格差だ。

カルナック神殿
カルナック神殿
巨大な柱
巨大な柱
スフィンクス参道
スフィンクス参道
ルクソール神殿
ルクソール神殿

夜行でバックTOカイロ

一通りルクソールを見終えて後はカイロに帰るのみ。適当に歩いていた日本人を捕まえて夕飯を一緒に食べ、フレッシュオレンジジュースに0.5£Eくらいボラレつつ列車に乗り込む。今夜の夜行列車のコンパートメントにも日本人が一人いた。他は欧米人。この日本人は、金が余って仕方がないと贅沢な悩みをお持ちの方で、移動は全てタクシー、宿泊先は高級ホテルというリッチマン。でもルクソール−カイロ間は飛行機や高級列車ワゴン・リー(カイロ−ルクソール間約1万円)は使わない。というか知らなかったみたい。知ってたら絶対使ったとお話されました。

まだ旅行が始まったばかりだからいいが、夜行列車2連続は肉体的にツライ。しかも寝台ではなくて座席だから、疲れはたまる一方。風呂にも入れないし、体は砂埃だらけだ。明日はちょっといいホテルに泊まろう。

カイロ行きの切符
カイロ行きの切符
さらに意味不明


めも

1£E=100pt(ピアストル)≒31.5円

西岸ツアー  45£E
タクシー  ルクソール神殿−カルナック神殿 8£E
セルビス  カルナック神殿−ルクソール神殿 25pt
列車  ルクソール−カイロ 46£E

【宿】

 夜行列車

     

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