激走旅日記アレジィ

ちょこっとシルクロード編

No.9

最後はツイてなかった…

2003.10月9日(木)

タシケント成田

腕時計がぁ…

今日は日本に帰国する日だが、飛行機が夜なのでタシケントの街を十分観光する時間がある。タシケントは都会だが、やはり市場や歴史的な地区は存在するのでそこら辺を観光。市場は恐ろしく巨大で、どこに行っていいか全然わからないくらいで面白かったが、メドレセやモスクはやはりサマルカンドとか他の街のほうが良かった。一通り観光して昼食を食べた後、暇だったので博物館へ向かう。ウズベキスタンの歴史がいろいろ説明されていたが、英語での説明はないので全く読めない。適当に見終わったあと、博物館内のトイレに行ったのだが、そこで事件は起こった。大きいほうを済まして、ズボンを履きなおそうとした時、ベルトに通していた腕時計とポーチがするっと抜け落ちて、なんと便器くんの中にはいってしまったのだ。ひぃーーーっ!!水を流す前だったので、まだそこには出したてホカホカのブツが残っていた。あわててポーチを救い出したが、しっかりブツがへばりついてしまった。そして腕時計はもう奥に沈んでしまって救出不可能に…。しばらくボー然としていたが、泣く泣くレバーを引いて水を流してしまった。あぁ、僕の時計、ウズベキスタンのトイレに流れてしまったのね…。今までありがとう、そしてさようなら。と、いうことで、バックから小型の目覚まし時計を取り出し、それをポケットに突っ込んで今日1日 だけそれで腕時計の代用をしました。


チョルスー・バザール

カファリ・シャーシ廟

バラク・ハーン・メドレセ

ジュマ・モスク図書室

オスマン・クラーン(コピー)

時計台

なんでしょう?

殺伐とした景色
 

空港行きのバスは?

時計を失って意気消沈し、ちょっと早いけどもう空港に向かってしまおうと空港行きのバスを探す。現金もほぼ使いきり、残金はバス代程度。ガイドブックを頼りにオペラ劇場付近で空港行きのバスを発見、と思ったら違った。ちゃんと表示に”AEROPORT”と書いてあったのだが、これは空港行きではなく空港から来たバスだった。じゃあ反対車線のバス停で待てばいいな、と当然考えるわけだが、反対車線にはバス停はない。どういうことだ?バス停にいた人に聞いても、空港行きのバスについてはなぜか知らない。頼みの綱のガイドブックには、空港から市内に行くバスの情報は書いてあるが、市内から空港に行くバスの情報は書いてない。まあ普通は反対車線に行けば反対方向に行くバスに乗れるはずなので特に情報を書く必要はないのかもしれない。周辺のバス停をいろいろ探しても、空港行きのバスは見つからない。そういえば、サマルカンドの路線タクシーとかも反対方向に行く路線タクシーは表示番号が全く違っていた。ここタシケントのバスも、反対方向に行くバスの番号は違うのだろうか? うーむ、タシケント駅とかに行けばバスは見つかるかも知れないが、そこまで行くのにまた恐怖の地下鉄に乗るのは避けたい。1時間以上バス停をさまよったが結局バスは発見できず、面倒くさくなってタクシーで行っちゃうことにした。ただし現金はもうほとんどないので、米ドルで払わせてもらうように頼む。3ドルで空港まで行ってもらうことになったが、空港到着時に問題発生。な、なんと1ドル紙幣がないのだ。これはイタイ。結局5ドル札をあげることになってしまった…。 腕時計はトイレに落とすし、空港行きのバスも見つからず、タクシーでは1ドル札も無くて5ドル払うハメになるなんて、最後はついてないなぁ。まあでも5ドル札はあってまだ良かったかも。これで10ドル札や20ドル札しかなかったら最悪だった。そうなったらわざわざ両替するだろうが、またその分現金を使わなければならないし。というわけで、スッキリせずにもやもやした気分で帰国して、そのもやもやした気分を晴らすべく3日後にサイパンへ旅立ちました。


めも

1000Cym(ウズベキスタン・スム)≒120円 US$1≒115円

飛行機  タシケント(21:40)成田(9:10+1)

【宿】

 TAPA(タラ) Hotel 2300Cym

 
 

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