激走旅日記アレジィ

東欧ってどんなトコ?編

No.3

突き進め!バルト3国 その1 エストニア 

2002.3月15日(金)

タリン→リーガ(ラトビア)

1日1国

今回の旅行はかなり忙しい。日程は25日程度なのだがその間に15ヶ国ぐらいの国々を見て周る予定なのだ。つまり1ヶ国につき1日か2日。途中で何が起こるかわからないので、1日1国ペースで突き進むことにする。というわけで、今日の午後にはもう次の国、ラトビアへ。

朝食はついていなかったが宿のおばちゃんがコーヒーとりんご、泊まっていたドイツ人がクッキーを恵んでもらい、朝食にありつく。宿のおばちゃんは英語はあまりしゃべれないが、なぜかフランス語はしゃべれる。一方泊まっていたドイツ人は英語はもちろんフランス語、ポーランド語、ロシア語をマスターしていたので、宿のおばちゃんとフランス語で会話していた。エストニアでフランス語とはナカナカやるな。朝食を頂いたあとバスターミナルまで30分くらいかけて歩き、午後3時発のリーガ行きバスチケットを購入。さすがに旧ソ連圏、モスクワやサンクトペテルブルクなどロシア方面に行くバスが多い。白ロシア、カーリングラード行きなんてのもある。僕も行けるもんなら行きたいが、ヴィザ取るのに時間かかりそうなので今回は断念した。

ギリギリ予算

1ヶ国1日しか滞在しないので、余分に現地通貨を持つことはできない。ここエストニアでの予算は500EEK、4000円弱である。宿代とバス代でもう残りわずか。あとは昼ご飯を食べて終了するだろう。幸い入場料のかかる場所はほとんどない。しかし北欧に近いせいか、思ったほど物価は安くない気がする。北欧資本がどんどん入ってきてる様子もうかがえる。ロシアから独立してまだ10年ちょっとなのに、かなり民主化が進んでるようだ。とはいってもロシアには空港しか行ったことないので、どこがどう違うかなど本当は比較できません。

タリンの街並み

ここタリンは中世の街並みを残す旧市街が見どころだ。城壁に囲まれた小さい街並みは西欧の都市とは趣が全然違う。またロシア帝国時代のタマネギ型ロシア教会もあり、やはりロシアに近いことも感じられる。治安はまったく問題ない。西欧と同じだ。違うところは日本人旅行者の姿が少ないこと。ヘルシンキから簡単に来れるのでゼロではないが、やっぱり少ない。そんな感じで午前中旧市街を歩きまくりまくりまくって観光しまくりまくっておしまい。



ここにもちゃんとあった
日本大使館

大聖堂

 

タマネギ頭の
ロシアチックな教会

トーンペア城(これ城か?)

旧市庁舎

ふとっちょマルガリータ

旧市街の街並み

街路
 

ペットボトルビール

午後3時、リーガに向けバスは出発。国境では係員がバスに乗り込んできて乗客全員のパスポートを預かりスタンプを押して戻ってくる。効率的な方法ですんなり国境通過。

リーガに到着後、夕飯代わりにスーパーで食料を購入。そこで奇妙なものを発見。ビールを探して冷蔵庫を見てみると、缶ビール、ビンビールとともにペットボトルが並んでいる。

”なんだこれ、まさかこれもビール?”

ペットボトル入りのビールなんて見たことない。ビール味のジュースじゃないの?と疑問に思うも、面白そうだからつい買ってしまい、宿に着いてから開けてみた。そ、それはっ!!?…ビールだった。1.5リットル入り黒ビール。味はナカナカですたい。だがおつまみに買った人工キャビアは激マズだった。

ビッテ、ドイチュ

ここバルト3国の英語通用度はあまり高くない。若い人は比較的通用するが、年配の方は完全にシャットアウト。リーガに着いて最初に向かったホテルでは、受付がおばーちゃんで英語しゃべれず。どうやら空室がないっぽく、近くに他に安いホテルは無いかと聞いてみると

”ドイツ語でしゃべって”

と言われた。僕はドイツ語さっぱりダメだったが、KEYが学校で第2外国語として勉強していたので、何とか意思を伝える。すると

”駅前通りにあるって、まちがいねーぜ”

とKEYが自身たっぷりにいうので、言われるがまま駅前通に行き何とか安ホテルをゲット。さすがです、KEYさん。これからもたのんます。どうも東欧圏は英語よりドイツ語、またロシアに近いバルト3国等ではロシア語が良く通じる。僕は完全お手あげっす。


めも

1EEK(エストニア・クローン)≒7.5円 1Ls(ラトビア・ラット)≒205円

バス

 タリン−リーガ 200EEK

【宿】

 アウローラ  (ツイン) 9Ls

     

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