ウニ食いまくり

2003．3月15日（土）

アリカ

朝、バスはアリカに到着。適当な宿にチェックインし、街をぶらつく。ここアリカは長い高山生活の疲れを癒すリゾート。チリでは数少ないビーチに、新鮮な海産物。我々の旅ではめずらしくここでちょっと休息を取ることにした。まずは海産物を買いに港へ行き、ウニとアワビっぽい貝を買う。普通の魚もおいしそうだったが、キッチンがないのであきらめた。宿がキッチン付だったら相当楽しめそう。アワビを食べるのにしょうゆを探したが残念ながら見つからず、 ワインとビールだけ買い込んで、宿に戻ってそのまま生で食いまくる。ウニの味はなかなかうまいが、日本のよりかなり濃い味がする。しかも中にぎっしり実が詰まっており、食べても食べてもなかなか減らない。だんだん飽きてきて、クラッカーに塗って食べたりしたが、あまりおいしくない。というか、ウニがだんだんまずく感じてきた。最後はもう義務。無理矢理口に放り込んだという感じ。もうしばらくウニはいいや。

ウニをウンザリするほど食べまくった後、アリカの街を散歩。特にこれと言った見所があるわけでもないので、近くにある丘に登ってみる。ここはもう高山でないので、丘を登ってもそれほど疲れない。丘の上には南米的なキリスト像が手を広げて待っていた。と、突然腹の調子がおかしくなってきた。思い当たるのはもうウニしかない。かなりやばくなってきたので、大急ぎで丘を降り、宿へ直行。それからしばらくトイレから離れられませんでした…。さらに腹痛だけではなく、身体が以上に痒くなり、顔もヒクヒク引きつりだした。完全にウニ毒にやられたようだ。しかし、自分より大量にウニを食ったKEYはケロッとしていた。

アリカ丘陵

キリスト像

アリカの宿