とにかく最終目的地へ

2006．2月18日（土）

バラナシ→デリー

昨夜、宿の旅行代理店に列車のチケットの手配を頼んだのだが、アグラーまでの予約がまたも満席で、結局前回の予約と同様にデリーまで行ってアグラーに逆戻りするルートになった。面倒くさいなぁ。しかもデリーではバラナシからの列車が到着する駅とアグラー行きの列車が出発する駅が異なるので、リキシャーなどで移動しなければならない。…あぁ面倒くさい。インドは本当に面倒くさい。ところでこのデリー行きのチケットは旅行代理店を使ったので手数料が心配だったが、手数料はRs.120だった。これなら駅まで行って帰ってくる手間を考えるとかなりリーズナブル。ここの宿は居心地良いし従業員も親切だしかなりレベル高いな。インドのイメージとは大きく異なる宿だ。

そんなわけで、本来ならアグラー行きの列車に夕方頃乗る前にそれ以降の列車の予約を駅でしようと思っていたのだが、デリー行き列車の出発時間は深夜0時過ぎなのでオフィスが閉まってしまい予約ができない。また旅行代理店を使ってもよいのだが、ルートが若干複雑なのと列車数が多いこともあって、今回は昼前に自分達で駅まで予約しに行くことにした。まあ夜中まですることもなくて暇だし。アグラー行きが取れなかった今、以後の予定（希望）としては、

バラナシ→デリー→アグラー→アウランガーバード（エローラ）→ムンバイ

という感じ。ラジャスタン地方は全部削除。時間的な問題もあるが、何かもうどうでも良くなってきたし、とにかく早く帰りたい気分なのだ。アウランガーバードもムンバイを経由せずに行けることが判明。やっぱり時刻表は必須だ。アグラー行きは残念ながら取れなかったが、以後の列車はまだ日にちが先だから問題なく取れるだろう、と思っていたのだがやっぱりダメでした。アグラー→アウランガーバード間の列車が満席。急遽緊急会議を開き、臨機応変に以下のマンマド経由ルートに変更。

バラナシ→デリー→アグラー（→マンマド）→アウランガーバード（エローラ）
→ムンバイ

これなら日程を変更せずに行ける。ただしアグラー→マンマド間はACクラスが取れずに普通の寝台であるSLクラスになった。長距離なのでACクラスでゆったり行きたかったのだが、まあしょうがない。その代わり値段が距離に比べてかなり安い。とにかくこれで最終目的地までの足が確保されたのでホッと一息。あとはまた体調を崩さないように気をつけて一気に駆け抜けてしまいたい。

今夜の夜行列車に備えて多少の買い物をした後はひたすら宿で暇つぶし。本当に何やってんだろう俺。こんなぼーっとする時間の多い旅行は初めてだ。ひたすら読書をして夜まで待機してから、お世話になった宿にお別れして駅へ向かう。 いやー、それにしてもまさかバラナシに5泊もするとは…。

前回のバラナシに来た列車が時間通りだったので、今回も大丈夫かな…、と思ってたが今回はダメだった。列車出発時刻の0：30に近づくと、

”デリー行き列車は0：40頃到着予定です”

というアナウンス。そしてその0：40が近づくと、

”デリー行き列車は0：50頃到着予定です”

そしてその10分後、

”デリー行き列車は1：00頃到着予定です”

以後繰り返し。完全に舐めてるな。結局1：20までそのアナウンスは繰り返され、1：30にようやく列車はやってきた。だいたい1時間遅れか。まあ問題ないレベルだろう。ちょっと心配なのが、デリー到着3時間後にアグラー行きの列車に乗る予定になっている。列車の発着駅が異なるので最低でも1時間の乗り換え時間が欲しい。1時間遅れなのでこのまま行けば特に問題ないだろうと思っていたのだが…。

最後のガンガー

リキシャーで駅へ

いつものオレンジを買い込む

Rs.1（インド・ルピー）≒2.8円　US$1≒120円

夜行列車	[2561 Swatantrta Super Express] バラナシ(1:30)→ニューデリー(14:30+1)　3A(AC 3Tier) Rs.826
宿	夜行列車