世界の中心を踏む  

1998．9月8日（火）

ロンドン　

朝ご飯を食べて、すぐホテルをチェックアウト。こんなホテル連泊できるわけない。 というわけで今日からホテル探しをしなければならない。 幸いヨーロッパは、ユースホステル（以下YH）がたくさんあり、物価の高い地域でもそこそこの値段で泊まれる。 この日はセントポール大聖堂近くにあるCity of LondonというYHに向かった。朝早く行ったせいか、あっさり部屋をゲット。部屋と言ってもドミトリーなので相部屋なのだが。 一般的に、個人旅行者はこのようなドミトリーを利用する。部屋にはまだ入れなかったので、荷物を預けて0度線が通るグリニッジ展望台にむかう。

地下鉄とモノレールのようなものを乗り継ぎ、川の下のトンネルをくぐって到着。展望台の建物の中に、しっかりと経度0度の線が引かれていた。 その線を踏んでみる。・・・しかし何もおきなかった。あたりまえか。今度はいつか赤道を踏んでみたい。

　　　　

City of London YH

グリニッジ展望台

グリニッジの帰り道、同じ道を戻るのはつまらないのでテムズ川を船で移動することにした。 テムズ川はものすご〜く茶色かった。まあ先進国の川なんてこんなものか。 途中で、ロンドンブリッジという跳ね橋を通るとき、運良く大型船がやってきたのでパカっと橋が上がった。 跳ね橋なんて、見たことなかったからちょっと感動。車はいい迷惑なんだろーなー。

万歳したロンドンブリッジ

イギリスは見ようと思えばかなり見所はある。 しかし今回は、いろんな国の主要都市を適当に周るつもりだったので、地方には行かないことにした。 が、ロンドンから西に100キロくらい？離れたところにあるストーンヘンジという謎の巨大遺跡は見ておきたかった。 近くの街に泊まってゆっくり訪れるのもよいのだが、なんとなく”そんな暇はねえぜ！！”的な気分だったので、 ロンドンからの日帰りツアーに参加することにした。 個人旅行なのにツアー？って感じもするが、なんとなく遠距離を自力で移動したくなかった。 なぜなら、僕はユーレイルパスというヨーロッパ15カ国くらいの鉄道乗り放題切符を持っていたのだが、 イギリスはその切符が使えないめずらしい国なのである。イギリス以外の西欧諸国ではほとんど使えるのに、イギリスはダメなのだ。 イギリスって、なんか他のヨーロッパ諸国と一線引いてる、っていう感じがする。 日本との時差はイギリス以外は8時間なのにイギリスは9時間だし（ポルトガルとかはイギリスより西にあるのに）、 ユーロには参加しないし、唯一右ハンドルだし。というわけで、パスが使えない以上なるべく遠出はしたくないのである。 だから今回はツアー。

£1≒220円（超円安〜）

ストーンヘンジツアー	£40
【宿】	City of London YH　£21.3