激走旅日記アレジィ

とりあえずヨーロッパ編

No.1

無事出発・・・か?  

1998.9月7日(月)

成田〜ロンドン(イギリス)

チケット紛失

いよいよ出発。前日に千葉入りしてた僕は、昼前に成田に向かった。以前、何回か利用したことあるこの空港のはずだが、まったく初めてのような感じがした。まあ、昔は親の後をベッタリ歩いていただけで、周りのものは全く目に入ってなかったからかもしれない。

さてさて、無事にチェックインを済まし、日本円を少しイギリスポンドに両替し、出国ゲートに向かった。よし、無事出発だ!!と何事もなく飛行機に乗り込みたかった・・・。

何と言うことでしょう!!飛行機のチケットが、忽然と姿を消しているじゃありませんか!!

僕は言葉を失いました。・・・なんて落ち着いていられるわけなかった。めちゃめちゃあせった。あぁ、こんなところでいきなりつまづくなんて、出国すらできずに家に戻ることになるなんて、なんて惨めなんだ・・・。

オレってなんて馬鹿なんだっ!!

という一言に尽きる。その場にへたり込んで、え〜んえ〜んと泣き崩れたい気分だったが、幸いそこまでダメ人間ではなかったので、両替所やカウンターを駆けずり回った。その時、空港内にアナウンスが流れた。

「○○さま、○○さま、・・・。」 

うぉ〜〜〜、きたぁー!!俺の名前だぁ〜!!一気に天国に上り詰めた気分だ。急いで、カウンターに向かって、名を名乗った。

「あの〜、今アナウンスがあった○○ですけど・・・。」

「○○さまですか?お呼び出ししたのは、◎○様ですけど」

1文字違いでした。天国から一気に地獄に落ちた気分だ。しかし、神はいたのだ。そのカウンターのおねーちゃんに事情を話すと、なんとMyチケットを持ってるじゃないか!!その瞬間、そのねーちゃんが天使に見えた。むしろ天使だった。でも持ってるならアナウンスとかしてよ〜。というわけで今度こそ無事出発。

JAL

今回飛行機はJAL。なんてリッチなヤローだ。ダメ人間め。たしかにこの頃はダメでした。どの飛行機がいいか全然わからなかったので、知っているJALにあっさり決めてしまったのだ。もちろん他の航空会社に比べて値段は高かったが、メリットはいっぱいあった。札幌に住んでいる僕は、まず成田や関空に行かなければならない。提携航空会社によって、札幌−成田間の飛行機代は多少割引にはなるものの、結構痛い。だいたい往復1〜3万円。しかし、JALは確か片道2000円くらい(←たぶん)で乗れた。また、目的地まで直行便であること。アジア経由でヨーロッパなどに行くと、かなりロスタイムがある。さらに機体が新しい?のかエコノミーでもプライベートモニターがあり、ゲームや映画が楽しみ放題なのだ。しかも今回のように、行きはロンドン直行、帰りはパリから直行なんてワザもできる。というわけでヨシとする。

ロンドン初日の宿

まだまだ初心者の僕は、初日の宿と最終日の宿だけは日本から予約していった。と言うわけで、ロンドン・ヒースロー空港に着いた僕は、両替所で

「スモールチェンジプリーズ!!」

と初英語を叫んで小銭をゲットし、地下鉄に乗り込み、エレベータのドアに挟まれたりしながらも無事ホテルに着き、そのまま寝た。


めも

£1≒220円(超円安〜)

地下鉄

 空港−ロンドン市内 £3.2

【宿】

 Royal National Hotel \10,000くらい

     

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