入国税脱税？

2004．3月27日（土）

メリダ⇒ヒューストン【USA】⇒成田

早朝5時前に宿を出発してタクシーを捕まえ、空港に向かう。タクシー代は昨日のうちにインフォメーションで相場を聞いていたので、特に問題なく乗車。これでほぼメキシコ通貨は使い切った。あとはうまく出国手続きを切り抜けるだけだ。実はメキシコ入国には入国税(US$21)が必要なのだが、ベリーズからメキシコに入国した際の入国税はまだ払っていない。入国税はその場で払うかもしくは出国までに入国カードについている支払い票で銀行振り込みする必要がある。飛行機で入国する場合は基本的に航空券代金に含まれているが、陸路入国の場合は別だ。だが、僕には秘策があった。というのは、メキシコからグァテマラに出国する際、日本から初めに入国した際の入国カードを回収されなかったのである。というわけで、僕は入国カードを2枚持っていて、その最初の入国カードを今回の出国の際に再び出せば、メキシコからは一回も出国していないということになるのではないか？最初に入国した際の入国税は航空券に含まれているので支払済みである。もちろんパスポートに出国スタンプは押されているが、そこまでチェックしないかもしれない。というわけで、入国税脱税大作戦決行。一応作戦が失敗して入国税を支払わなければならなくなったときのためにUS$は用意しておく。まずは出国係員に何食わぬ顔してパスポートだけ出してみる。すると、入国カードは無いか？と聞いてきたので探すフリをして、さらに最初の入国カードを発見したフリをして、何気なく提出。すると、OKサインがでて無事出国！！。作戦成功です、隊長。脱税であります。でも実際は、メキシコ出国後にすぐ再び入国する場合は入国税が免除されるという制度がちゃんとあるというウワサもあるので、堂々と行っても大丈夫だったかもしれませぬ。

メリダの宿

何とかメキシコを出国して飛行機に乗り込み、ヒューストンに到着後再びアメリカ入国手続きをさせられるも、乗り継ぎ時間が少ないため優先レーンで手続きさせてもらい、全く待ち時間無く成田行きの飛行機に乗り込む。機内ではやはりビールは有料という極悪非道最悪最低のサービスであったが、昨日最後の夜にビールが飲めなかったし、メキシコ入国税もうまくかわせたということもあって、US$5もする缶ビールを機内で購入してしまった。うーむ、これはある意味負けだなぁ…。でも僕もう我慢できなかったんですぅ。というわけで、周りの庶民がソフトドリンクを飲んでる中、僕はビールをグビグビぶはぁと飲んで、気づいたら成田に到着していたのでした。

機内食はコーンフレーク

N$1≒10円 US$1≒110円

タクシー	メリダ市内→空港　N$80
飛行機	メリダ(7:30)→ヒューストン(9:35)
飛行機	ヒューストン(10:45)→成田(15:40+1)