アルハンブラ宮殿がぁぁ…

2001．3月27日（火）

アルヘシラス→グラナダ→マドリード

朝。ん、んー、いま何時だ…。8時か…。

はちじ〜っ！！

やってしまいました…。 乗ろうとしていたグラナダ行きの列車はあと5分で出発。急いで用意して出発、する気力もない。間に合うわけがない。これを逃すと、次は昼まで列車はない。

”お〜い、もう8時だよー”

と、AKASHIとKEYを起こす。…2人とも無言である。なんでかなー、目覚まし2つもセットしたのに、なんで起きれなかったんだろう？と、そこでAKASHIが信じられない 言葉を口にした。

”目覚まし気づいたけど、無視した。”

・・・？？？

はぁ〜？

気づいたんなら起きてよー。なんで無視したんだよー。電車乗れなかったの全ておまえのせいだーっ。と、自分が起きなかったのを棚に上げて、僕とKEYはAKASHIを散々責め、責めまくりまくり、今でも責めている。ずっと責めていてもしょうがないので、とりあえず準備して駅に向かうことにした。が、やはり次の列車は昼。バスを探すもちょうど良いのがなく、結局昼 まで待つハメに。こーなったのも全部AKASHIのせいだー。

交通手段を失った僕らは、カフェで朝食を取り、市場をぶらついた。もうこうなったら飲むしかないっ！！ってことで、ワインとチーズ、ハム、それになぜかトマトを買いこんで、次のグラナダ行きの列車の中で飲み会を開くことにした。なんでこんなに朝の列車に固執しているかと言うと、今夜マドリードに夜行列車で向かう予定のため、早くグラナダに着かないと観光する時間がなくなってしまうからである。…予想通り時間はなかった。グラナダについたのは16時。 急いでお目当てのアルハンブラ宮殿向かった。しかぁーし、

”閉館30分前なので、もう入れません”

だって。がぁーん…。ぬぉぉぉ、AKASHIめぇぇぇ、お前のせいでアルハンブラ宮殿、見過ごすことになったじゃないかぁー。と、やっぱりAKASHIに全責任をなすりつけ、なすりつけまくりまくり、今でもなすりつけている。結局アルハンブラ宮殿は丘の上から眺めるだけ。ここに1泊して明日見る、という手も無きにしも有らずだが、芸能人並みの超ハードスケジュールを抱えている僕たちには今夜マドリードに行く以外選択肢は無かった。スケジュールが押しているのも事実だが、本当は今日午前中にフレキシーの鉄道パスを使ってしまったので、今日中に夜行列車に乗らなければパスを無駄にすることになってしまう。ということで、マドリード行きの夜行列車に乗り込みました。

あぁ、アルハンブラ宮殿

1Pts≒0.7円

列車	アルへシラス‐グラナダ　パス利用
列車	グラナダ‐マドリード　パス利用
【宿】	クシェット（夜行列車）　1500Pts