行くぞ!アンコールワット編

No.2

最初で最後のバンコク  

2002.9月24日(火)

バンコク

メジャーどこを一気に攻める

朝起きたらものすごいスコールが降っていたので、動き出したのは10時過ぎ。この時期、東南アジアは雨季真っ盛りで、もしかしたらずっと雨降ってるのかな、と心配していたが、実際は朝と晩に1〜2時間くらいスコールが降るくらいで全然大した影響は受けなかった。この時期は洪水とかも良く起こるそうなのだが、そちらも全く問題ない。

バンコク滞在日数は最高でも3日しかない。というのも、他に最低3日(移動日2日)はカンボジアのアンコールワットに費やす予定だからだ。というわけで見れるうちにバンコクを見てしまおう。まずはワット・プラケオに向かう。ここは服装によっては入れない事もある厳格な寺院である。短パンやビーチサンダルだと係員のおっちゃんに捕まえられ、とある場所に連れて行かれる。そこでみっちり取調べを受け・・・、ということはなく、服や靴をIDと引き換えに貸してくれる。こういう厳しいチェックは他のところではあまりないので、あえてここのためだけに長ズボンや靴をはいていく必要はないかも。短パンにビーサンのほうが圧倒的に快適だもんね。中にはなぜかアンコールワットの模型があった。へっ、こんなもの。俺らは実物を見るんだもんね。まいったか。


ワット・プラケオ

アンコールワットの模型

シルク工場にイキマショウ

ワット・プラケオを見た後、寝大仏があるワット・ポーへ。入り口を探してぶらぶら歩いていたら、トゥクトゥク(オート三輪バイクタクシー)のにーちゃんが、

”今ワット・ポーは開いてない。3時過ぎれば入れる。今日は仏教デーなんだ。知ってるだろ? だから先に僕のトゥクトゥクで他の大仏とかを見に行こう。”

と声をかけてきた。おーっ!!きたかーっ!!このワット・ポーの近くにはこのように”休みだ”とか”今は開いてない”とか言うヤツがいるといううわさがあったが、本当だったんだ。それで、トゥクトゥクに乗せられてタイシルク工場に拉致られるらしい。

しかし、このにーちゃんは、そのタイシルク工場の話はせず、4〜5箇所見所をまわるのに20BでO.Kだ、と言ってきた。むむ、これはほんとにそれで周ってくれるならワットポーは後回しにしてもいいかも?と思い、トゥクトゥクに乗り込んだ。しかしやっぱりこのにーちゃん、期待を裏切らない。出発直前、決めゼリフを放った。

”シルク工場ニモイキマショウ”

やっぱ、そーくるのかぁ。”じゃあ、いいよ”とサヨナラして、ワット・ポーに向かう。もちろん普通にやっていて普通に中を見学できた。

このワット・ポーには巨大な寝大仏で有名だが、そのほかにタイ式マッサージをしてもらうこともできる。せっかく来たので、30分コースにチャレンジ。ゆっくりとしたリズムで足から徐々に攻められていき、手足の指をポキポキ折られ、最後は羽交い絞めにされ身体をゴキっとひねられて終了。あまり疲れていなかったので、効果はよくわからない。疲れてるときにやってもらえば気持ちいのかなぁ。その後、ワット・アルンや民主記念塔などをアタックして観光終了。実はこれがバンコク観光最後となった。


寝大仏

チャーミーな頭

プリチーな後頭部

マッサージ屋の
看板猫

ワット・アルン

ワットインドラヴィハーン
 
民主記念塔
 

ゴーゴーバーにGo!Go!

夕方までじっくりとバンコクを観光しまくった我々は、タクシーに乗ってサヤーム地区へ。タクシー嫌よ人間の自分だが、トトゥクトゥクと交渉するのもダルいので、タクシーで行く。タクシーはメーターで走ってくれれば普通に使える。お目当てのゴーゴーバーに行く前に、腹ごしらえ。今夜のメニューはタイスキ。タイスキとは肉や野菜、魚をしゃぶしゃぶ風に食べる鍋料理。現地にしてはかなり高級品?客も日本人が多い。味はタイ料理にしてはあっさり目。最後におじやを頂く。だいたい一人250Bぐらいだった。このタイスキ屋の近くに巨大なQooを発見。Qoo大好き人間の自分はこれをパクる…、ことができたらいいなぁ、と思っただけ。


闇夜に浮かぶQoo

おなかいっぱいになったところでゴーゴーバーへ繰り出す。ゴーゴーバーとは裸のねーちゃんが踊ってるバーのことで、お気に入りの娘がいればお持ち帰りできる。ゴーゴーバーと言えば、ハッポン通りが有名だが、まだまだ初心者なので控えめなナナ・プラザのバーに向かう。ナナ・プラザは3階だての吹き抜けになっており、各階にゴーゴーバーがひしめき合っている。2、3階は客引きが結構あるが、1階はおとなしめだったので、その中の1件に入る。中は薄暗く、ステージには20人ぐらいのねーちゃんが(下は着用)で踊っていた。入場料などはなく、ドリンクがビール1杯100Bぐらい。それ以外は、女の子に飲み物をおごってあげたり、まあお持ち帰りしたりすればお金はかかるが、別にビール1杯でいつづけてもかまわないし、じっさいそうした。ここは特別な料金を要求される事はないので、雰囲気は充分楽しめる。ちょっとこの世界を垣間見たい人には良かと。

1時間ぐらいビール1杯で粘って、そそくさ退散、宿に戻ることに。行きはタクシーで贅沢したから帰りはバスで帰るか、と思っていたが、友達のAKASIが突然

”ト、トイレ。も、漏れそうっ。”

と言い出したので、しょうがなくタクシーで帰ることに。しかし大都会バンコク、渋滞が激しい。タクシーならすぐつくだろうと思っていたが、なかなかカオサンに近づけない。AKASIは必死で運ちゃんに”トイレ行きたいんだよぅ、もっと速く走ってくれよぅ”と頼んでいたが、渋滞をどーにかできる力は運ちゃんにはなかった。AKASIはひたすらハァ、ハァと悶えていた。やっとのことカオサンについた瞬間、僕を置き去りにしてタクシーを飛び降り、激しいスコールの中一目散に宿にすっ飛んでいった。幸いどうにか間に合ったらしい。めでたしめでたし。

カオサンの安宿

タイの安宿街といえばカオサンである。今回泊まったところは、トイレシャワー共同で、ツイン部屋が170B、つまり1人85B(260円)だ。シャワーといってももちろん水シャワー。最初は

”うわっ、つめたいアルヨ!!”

と感じるもすぐに慣れる。年じゅう暑いタイでは水シャワーで十分。部屋は、ボロいベットが2つあるだけ。今にも落ちてきそうなファンが天井に付いているが、泊まった部屋は窓すらなかった。独房みたいだ。もう完全に寝るためだけの部屋。他の宿はもちっとまし?まあ、こういうところであまり多くを求めちゃいけない。でも誰かもうちょっといいとこ教えてぇ〜。


CH2ゲストハウス

窓なし独房でくたばる

めも

1B(バーツ)≒3円

【宿】

 CH2 ゲストハウス (ツイン) 170B

     

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