激走旅日記アレジィ

東欧ってどんなトコ?編

No.1

じゃ、ヘルシンキで。 

2002.3月13日(水)

成田コペンハーゲン(デンマーク)ヘルシンキ(フィンランド)

ようやく出発

修士論文中間発表会をなんとかクリアしてようやく待ちに待った春休み到来!?とウハウハ(死語)だったのに

”春休み?ナニ寝ぼけたこと言ってんの?大学院生に休みなんかあるわけないじゃん”

と先生から休みを完全否定されたので、コソコソ学校を出て行った。自分の机には、いかにも使ってるように見せるために開いたノートPCや、ちょっと汚れたコーヒーカップをセッティングし、さらに資料を散乱させるなど完璧なカモフラージュを施してきたのでたぶんバレないだろう、3日くらいは・・・。そんなわけでその間の学校行事、例えば卒業する先輩方の追コンを2年連続で自分だけ欠席したり就職活動を完全に放棄したりして、修士論文中間発表会を終えた2日後に成田から出発したのでした。就職はちょっと心配・・・。

スカンジナビア航空は○

スカンジナビア航空。デンマークのコペンハーゲンを拠点とした北欧系(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)の航空会社である。はっきり言ってあまり有名な航空会社ではない。JALはともかく、大英航空やエールフランスなどのメジャーヨーロッパ系航空会社より圧倒的に知名度は低い。しかし物価の高い北欧諸国の航空会社なのに価格はかなりお手頃。最強アエロフロートには勝てないが、それ以外のヨーロッパ系のなかでは1番安かった。アジア系のほうが安いかもしれないが、無駄に時間がかかると言うことと、行きはフィンランドのヘルシンキ、帰りはチェコのプラハというルートを可能にする航空会社としてもスカンジナビア航空は最適だった。

機内サービスは普通だが、最近機体が新しくなり設備はJAL並!!エコノミーでも個人モニターが付いている。映画見放題、ゲームやり放題である。でもやっている映画はショボかった。日本語音声も無いし。し、しかし個人モニターがあると暇しなくてよい。座席もゆったりしてたし。機内食は味は置いといて、調味料などの袋にちょっとしたコメントが書いてあり、それがなかなか面白い。コメントの内容は、例えば砂糖の袋に

”もし海の塩が砂糖だったらどうする?”

みたいな内容。・・・まあ実際乗ってみて体験してください。とにかくスカンジナビア航空はよかとです!!

おっす、ひさしぶりじゃけんのぉ

飛行機は定刻通りコペンハーゲンに着き、1時間後定刻通りヘルシンキ行きの飛行機が出発し、やはり定刻通りヘルシンキに到着。ヘルシンキ・ヴァンター空港は意外に小さく、荷物も一瞬で出てきて税関も一瞬でパスし、デンマークからのフライトだったので入国審査もなく一瞬で空港の外に出て、やはり一瞬で来たバスに乗り一瞬で目的地であるYHに着いた。

YHは日本からインターネットで予約してきた。最近は世界中のYHをインターネットで予約できてしまう。便利な世の中になったもんじゃ。このYHで今後いっしょに東欧諸国を旅行する相方KEYと待ち合わせをしている。去年のイスタンブールでは集合場所を鉄道駅にして失敗した経験があるので、今回は確実に泊まるホテルで待ち合わせすることにした。とにかく多少は遅れることを予想して午後11時過ぎに着くと宣告しておいたのだが、実際に着いたのは午後9時。2週間前に

”じゃ、ヘルシンキで。”

と送り出したKEYとあっさり合流。KEYは僕が出発する2週間前に旅立ち、ポルトガルとスカンジナビア半島をぐるっと周ってヘルシンキにたどり着いていた。自分は学校で苦しんでいたのに一人で旅行してたとは、許せんやつだ、けしからん。むむっ。などとはこれっぽちも思いもせず、さっさと就寝。


めも

1ユーロ≒120円

エアポートバス

 空港−市内 4.9ユーロ

【宿】

 Helsinki-Stadion YH 11ユーロ

     

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