激走旅日記アレジィ

とりあえずヨーロッパ編

No.6

ヨーロッパ大陸上陸!!  

1998.9月12日(土)

ロンドン−ドーヴァー…カレー(フランス)−ブリュッセル(ベルギー)

なかなか手ごわいイギリス国鉄

昨日チケットを予約したヴィクトリア駅に向かう。そういえばイギリスで鉄道に乗るのはこれが初めてだった。 トーマスクック(ヨーロッパ主要路線時刻表、超便利。 これさえあればイスタンブールやモスクワ、北京まで行けてしまうスグレモノ) で調べた時間に駅に向かうと、見たこともないオンボロ列車が僕を待ち構えていた。

こっ、これがイギリスの鉄道かっ!!

というほど古かった。普通の列車というのはまず扉から入って、通路を通って客席へ行くのものだが 、このイギリス列車、各客席に一つ一つに扉がついてるのだ。もちろん手動。 う〜ん、通路を通らなくていいなんて効率的だ!!という考えは決して浮かばないだろう。 通路が不要なのか、客席間の移動が超不便。伝統を重んじているイギリスならではの列車。 何でこれでユーレイルパスが使えないのか?むしろユーレイルパスがこんな鉄道に使われるのを拒んでいるのではないか? とか考えながら、まわりがイギリスの学校の修学旅行生に占領された列車に乗りながら、ドーヴァーに向かいました。

ドーヴァー海峡航行中

よく考えたら、イギリスポンドがかなり余っていた。というのも、前日予定外に大量に両替をしてしまったからだ。 銀行に行って両替をするとき、あまり少額だと手数料かかるからという理由で、多めに両替してしまったのだ。 それで船代が意外に安かったから、お金があまっちゃったのだ。 再両替してもよかったが、なんとなく使い切ってしまいたかったので、ジュースや菓子を大量購入。船の中で食いまくりだ。

出国手続きで、ちょっとつまづきながらも無事乗船。 なぜか僕のチケットは2人用になっていたので、カウンターに行って取り替えさせられた。客船は以外にも豪華だった。 もちろん安いチケットできているので客室には入れず、喫茶店やデッキでボォーっとしていたが、 一応国際客船なので免税店などもあり、設備は整っていた。 客もかなり乗っていて、フランス語やドイツ語と思われる言葉があちらこちらから聞こえてきた。 むぅ、英語すらろくにわからんのに今後大丈夫なんだろうか?

      

フランスからきた船   ドーヴァーの白い壁

ユーレイルパス発動!!

フランスのカレー港についた僕は、なすがままに列の後についていき、なすがままにバスに乗り込み、なすがままに適当なところで降ろされた。 とりあえず駅に行きたかったので、駅に行きそうな外人について行き、無事駅にたどり着いた。 なぜ駅に行きそうな外人を判別できたかというと、その外国人が

ナントカ〜、ナントカ〜、ガール?

とバスの運ちゃんに聞いていたからだ。 ガール(Gare)というのはフランス語で”駅”。オレってすげ〜、そんなこと知ってるんだぁ〜。 尊敬の目で見てくれ〜。まあただ単に、学校で第2外国語としてフランス語を勉強していたからなんだが、実際ちょっとフランス語がわかって感激。

そんなわけで、とうとう秘密兵器を使うときがきた!! 早速その秘密兵器を駅の窓口に持っていき、日付を書いてもらいスタンプを押してもらう。 これで秘密兵器が使用可能となった。そこでこの秘密兵器を・・・、もうめんどくさくなったんでやめます。 僕が買ったユーレイルパスは15日間利用可能のやつ。 これからの移動は、鉄道を利用する限りタダ!!ガンガン移動しまくってやるぅ〜、ってことでベルギーのブリュッセルへ。 フランスは後で戻ってくるので今は何もしない。

カードはダメアルネ

ブリュッセルについた僕は、前もってロンドンから予約しておいたYHに向かう。 ロンドンでは、次のYHをタダで予約してくれたため、他の国のYHも予約してもらえるのかな〜、と思い頼んでみた。 しかし、やはり外国ということと、通信料がかかるということで£8必要だった。 このときは高いと思ったが、まあ夕方以降ブリュッセルにつくことを考えると、予約していったほうが楽だと思い、£8払った。

駅前で地図を見てると、2人組の女の子に突然英語で話し掛けられる。
「このYH、どこにあるか知りませんか?」
”このYH”とは、残念ながら僕が予約したYHとは別のYHであったので、ガイドブックの地図と照らし合わせながら、適当に教えてあげた。 結局よくわからなかったらしく、当てもないままその子達は去っていった。 う〜む、その子らは、現地人は英語ができないと思って、ガイジンである僕に英語で聞いてきたんだろうけど、その僕も結局役立たずでした、スマン。非英語圏に来たんだと痛感。

予約していたYHを苦労して探し出しチェックインしようとしたが、 なんとこのYH、クレジットカードが使えないと言ってきやがった。 ロンドンのYHでは問題なく使えたのに。 今回、ベルギーはブリュッセルしか見ないつもりだったので、全くベルギーフランを両替しないで済まそうと考えていた。 ブルージュやアントワープなども見たかったが今回はパス。 むしろブリュッセルよりそっちのほうが面白いという情報を、後で聞いた…。 教訓:ベルギーに行ったら、ブリュッセルよりブルージュに行くべし。 とにかくカードが使えない以上、両替するしかない。どうやらこのYHは、前払い+キーデポジットが必要らしい。 事情を話すと、とりあえずカギはくれて、両替してきてねん、ということに。しかし今日は土曜、しかももう夕方。 駅まできた道を逆戻り。駅でしぶしぶ両替。またYHもどる。受付のにーちゃんいない。無視して部屋に行く。そして寝る。

Jacques Brel YH


めも

1BF(ベルギーフラン)≒4円

【宿】  Jacques Brel YH 415BF + 125BF(シーツ代)

     

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