激走旅日記アレジィ

14. 紅葉はもう遅い?まだ早い?

行き先: 茨城

日時:2007.11/25

走行距離:460kmくらい

 

ルート

 

れぽ

★完璧なツーリング日和

この連休は恐ろしく天気が良く、気温も先週までの寒波から脱して暖かくなるということで、久々にツーリングに行くことにした。東京周辺ではまだだが北関東や山間地方では紅葉真っ盛りらしいので、行き先を考えてみる。以前行ったことのある奥多摩や秩父が良さげだったが、茨城の袋田の滝も紅葉の名所らしいことがわかった。袋田の滝といえば日本3大瀑布の一つで、以前から行って見たいトコだったので、そこに決定。先週までの寒波と2ヶ月ぶりのバイク始動ということもあって、エンジンかけるのに20分くらい格闘しながら何とか出発。
 

★実は有名紅葉スポット?

天気が良く暖かくなったと言ってもやっぱり11月下旬なので十分寒い。防寒のためにタイツを履いていったのだが、それでも少し足が冷える。

首都高から常磐道で一気に袋田の滝近くの那珂ICへ。滝へ続く国道118号に入るとすでにノロノロ運転となっていた。ひどい時には大渋滞になるらしい。途中でちょっとわき道に反れて、ツーリングマップルオススメの杉並木が綺麗だという県道を通る。ただ杉並木なので紅葉とは関係なく、時期的に面白味が無いな。真夏だったら涼しげで良いかも。その県道を抜けて袋田の滝へ。かなりたくさんの観光客で埋め尽くされており、また超観光地化されていてちょっとげんなり。滝なんてそんな観光地化してない方が自然的で良いんだけどなぁ。

さらに名物のアユ塩焼きがいたるところにある売店で大量に売られているのだが、店員と客とのやり取りをちらっと聞いたところ、別に近くで取れたアユでは無いらしい。多分中国かどっかからの輸入物だろう。確かにこんなに大量に取れるもんじゃないだろうしなぁ。まあイメージで何となく名物っぽくしたのだろう。そして滝を見るために通らなければならないトンネルに通行料をしっかり取られ、いざ日本3大瀑布の袋田の滝へ。期待していた滝だが、最近雨が少ないせいもあって水量が少なく迫力に欠ける。他の100名瀑と比べて特にすごいというところは感じられず、ちょっと期待はずれかな。また、肝心の紅葉もどうやらピークを過ぎているらしく、ちょっと微妙…。東京や千葉ではまだまだなのに、ちょっと北に来るだけで全然ちがうんだなぁ。まあとにかく、これで日本3大瀑布のうち2つをクリア。最後一つである和歌山の那智の滝は行く機会があるのだろうか?
 


袋田の滝


上流の滝

★再発!!

ちょっと期待ハズレの袋田の滝と紅葉を後にして、もう一つのB級迷観光スポットである竜神大吊橋へ向かう。その途中でまたツーリングマップルオススメのルートを通っていく。竜神峡という峡谷近くの山間の道なのだが、細い山道ながらもきちんと舗装されていて走りやすい。なかなか快適だ、うむ。と思っていたら、突然、

うぃーーーんっっっ!!!

という空回りする音が…。こ、これは聞き覚えのある音、そして感触。

やっぱりチェーンが外れてる…。おいおい、またかよー。北海道で締めたはずなのに。まあ確かに、実は他のバイクと比べてまだ多少緩んでいる気がしていたんだが…。前回はダブダブに緩みまくっていたのだが、今回はそこまで緩んでない。なので逆にはめるのにちょっと手間取った。だが何とか直して再び出発。もう一回自分で締めなおしたほうがいいかもなぁ…。
 

★観光橋

というわけで、多少丁寧にバイクを走らせる。ただチェーンを外してまでこのわき道ルートを来た甲斐があって、その景色はなかなか良かった。

そして目的地の竜神大吊橋だが、こっちも袋田の滝に負けずと大混雑。この橋は以前行った群馬のスカイブリッジと同類で、特に橋としての役割はなく観光用に作られたものだ。なんかテレビの税金無駄遣い特集で見た記憶がある。スカイブリッジは通行料100円だったが、こっちは300円も取る。そしてやっぱり超観光地化されている。なんだかなぁ…。景色もさっきのわき道での風景のほうが良かったし。
 


わき道での景色
 

がんばれバイク
 

竜神大吊橋

橋からの景色
★やっぱり連休最終日は大混雑

とりあえず今回の主な目的は達成できたので、帰路につく。高速で一気に帰ってもいいのだが、ちょっと寄り道して大洗の海鮮丼を食べて行くことにした。まず海沿いまで出る途中にラーメンの屋台トラックが急に飛び出してきてぶつかりそうになりつつ、高萩から6号線をひたすら南下。しかしすでにここから帰宅ラッシュが始まっていた。ひたすらすり抜けながら、何とか水戸方向の6号線から大洗方向の245号へ出て渋滞も解消。

大洗到着はまだ16時くらいだったのにもう暗くなってきた。さすがにもう冬だな。そして日が落ちた影響で徐々に寒くなってきた。北海道ツーリング以来の2ヶ月ぶりの大洗。日曜の夕方ということもあるが、大洗海鮮市場の海鮮丼はそこそこ有名っぽいし、店にも順番待ちの帳簿が置いてあるくらいなのだが、客が誰もいなかった。味はまあまあ。連休最終日ということもあり、ちょっと新鮮さが無い気もしたが、値段も手頃で悪くは無い。蛤の味噌汁も身体が温まって良い。

そしてもっと身体を温めるべく近くの温泉(潮騒の湯)に行こうと思ったのだが、高架下にその温泉が見えたのにその場所へ降りる道が見つからなくそのままスルーしてしまった。まあ温泉は他にもあるので別のところへ行こうと思っていたのだが、バイクを走らせているうちにどんどん寒くなってきて、これは温泉に入ってからバイクに乗るのはありえないな、と今回は温泉を見送ることにした。 温泉入ったら湯冷めして確実に風邪引きそう…。
 


大洗海鮮市場

★高速道路に乗れない???

大洗から海沿いに51号線を南下して、東関東道の入り口へ向かう。このルートは千葉方面の人しか使わないので全然混雑していなかった。海沿いだし途中に霞ヶ浦もあるので、明るいうちにくればなかなか気持ち良さそうだ。ここら辺には日立や鹿島と言った工業地帯や原子力発電の東海村など聞いたことのある街があるなぁ。

ところで東関東道の入り口である鹿島および潮来周辺でガソリンを補給して一気に東京へ帰ろうと考えていたのだが、何と近くにガソリンスタンドが全く無い。途中の東海村ではいくつかあったのに、鹿島市に入ってからはゼロ。そのまま高速の入り口まで全くガソリンスタンドが無いまま到着してしまった。な、何なんだ?普通高速の入り口付近にはスタンドあるでしょう?しかも、ここは東関東道の起点(終点)なんだよ?付近にはディーラーや道の駅、さらにカー用品店までしっかりあるのに肝心のスタンドが全く無い。高速に乗ってからサービスエリアで入れることも考えたが、最初のスタンドまで40kmある。残りのガソリンを考えると充分行ける距離ではあるが、途中でリザーブに切り替える可能性もあるので避けたい。スタンドを地図で調べてみると、51号線を千葉方面にちょっと行った所にあるようなのでバイクを走らせて見たが、1店は潰れていてもう1店は日曜だからかやっていない。かなり高速の入り口から遠ざかって、ようやくENEOSを発見。結局片道5kmも遠ざかるハメに。何の嫌がらせ?そういえば、この前の大洗でもガソリンスタンドが全くやってなかったことがある。茨城はそういう起点となる街ではガソリンスタンドが無い(またはやっていない)のだろうか?
 

★東京は暖かい

何とか潮来ICから東関東道に乗って東京へ向かう。渋滞を多少覚悟したものの、全然混まなかった。その代わり、東関東道がドライバーに優しくない高速道路だった。まず案内標識がライトアップされていないので、夜だとほとんど見えない。そして普通はサービスエリアの情報(あと何Kmとか)の情報があってそれを頼りにガソリン補給を考えるのに、その標識が直前(1km手前くらい)まで無い。そしてスタンドも潮来から首都高に至るまでに1件しかない。なので、その最初で最後のスタンドがあるサービスエリアではまだ充分ガソリンはあったのだが、東関東道を抜けて首都高に突入するとちょっと余裕がなくなる。飛ばしすぎると燃費が悪化するので、ちょっと控えめに走ることにした。まあ実際は首都高を大井南で降りた時点でもまだ余裕はあったのだが。

そんな東関東道を走っていると、最初は寒かったのにどんどん暖かくなってきた気がした。聞けば夜の時点でも東京は15℃くらいもあったらしい。それは暖かいハズだ。こんな気候なら充分快適に走れる。茨城からはたいして離れていないのになぁ。やっぱヒートアイランド現象か?そんなに離れていないとは言いながらも、今回は走行距離が460km。意外に遠くまで行ったな。なら寒いのも納得か?もうどんどん寒くなるので、バイク冬眠シーズンに入りかけだが、まだ紅葉の訪れていない千葉にでもラストに行きたいな。

 

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