秋はツーリングシーズン。去年の秋は週末になると必ず雨が降るという最悪のシーズンであまりツーリングに行けなかった。今年は去年よりはマシで、そこそこ晴れる日も多かったので、久しぶりのツーリングに出発。行き先はツーリング仲間のFTRさんオススメの大菩薩峠。何となく秘境ちっくなトコらしい。
　

環七から永福へ向かい中央道で勝沼へ。そこからウワサの大菩薩峠へ向かう。途中、竜門峡という何となく観光地っぽい所があったので立ち寄ってみると、そこは結構広いハイキングスポットであった。ふらふらっと少しハイキング。峡谷だけあってかなり涼しく自然もキレイな場所だ。もうちょっとシーズンが遅ければ、紅葉がかなりキレイに見れそうだ。
　

予想外のハイキングをしたらお腹が一気に減ったので、近くの”ペンションすずらん”でランチを取ることに。だがここで地獄のようなひどい仕打ちが待っていた。店の前にあったメニューを見ると、きのこご飯、きのこ鍋、きのこそば…、とほぼきのこづくしのめにゅう。きのこ死ね死ね団の自分にとってはありえない店だ。
”山の中、秋の味覚⇒きのこ”
という恐ろしい常識がここにはあった。しかし、さすがにきのこ以外のメニューもゼロではなく、何とか馬刺し定食を発見してそれをゲット。山での秋の味覚には注意が必要だ。
　

ランチを乗り切った後、峠をどんどん進んでいく。標高も1000mを超えてきて気温がかなり下がり普通に寒くなってきた。上着を持ってきてたのである程度は防寒できたが、それでも寒い。その代わりと言うか、この標高が高い地域では紅葉がそれなりに始まりつつあった。今回特に紅葉が見れるとは思ってなかったので、予想外でうれしい。
　

紅葉を満喫した後は、冷え切った身体を温めるためやっぱり温泉。今回立ち寄った温泉は、それなりに有名なのかすごい賑わいよう。温泉は広いが人もかなり多い。ゆっくりつかったあと、このままグダグダしたい気持ちを振り切って帰路へ。
　

小菅の湯

ここまで天気が良かったが、温泉入って帰りだした頃雨が降ってきた。上野原ICから高速に乗ってからも雨はひたすら降り続く。あー、雨の中の高速はキツイんだよなぁ。道路が滑って危ないし、雨粒で視界がかなり悪くなるし、何よりも身体が冷えてしまう。しかもお決まりの小仏トンネル付近で大渋滞。バイクなのですり抜けて行けるが、雨なのでかなり緊張する。路肩を走ると警察に捕まる可能性があるので、真ん中車線の間をすり抜けていく。と、思った矢先パトカーが路肩を突っ走ってきた。バイクと車の事故だったようだ。この後さらにバイクと車の事故がその先でも発生していた。何とか高速を無事抜けて家に辿りつき、今回のツーリングは終了。