激走旅日記アレジィ

D 東日本縦断修行

行き先東日本(北海道〜東京)

日時:2006.5.2〜7

走行距離:1430kmくらい

 

ルート

 

 

 

れぽ

 

1日目

〔5/2〕

天気:雨

走行距離:150km

★突発的に

このGWツーリングはかなり突発的だった。今年のGWは家でまったりしようかなぁ、と思っていたのだが、出発前日の5/1の天気があまりにも良すぎてやっぱ何かしなければもったいないと考え出した。天気予報でもGWはおおむね好天らしいのでバイクでどっか行こうかなぁ、とネットでいろいろ調べていたら、ふと北海道行きのフェリーのページに辿りつき、そのまま空席状況を見ると、翌日の5/2の便にまだ普通に空席があった。と、次の瞬間予約ボタンをポチっと押して北海道行きが決定。北海道から東京への縦断ツーリングをすることになったのである。宿泊はちゃんとホテルを使用。ライダーは結構テントを装備して野宿をする人が多いのだが、僕はまだ初心者ライダーだし、しっかり休まないとバイクの運転に支障をきたしそうだったので今回はホテルを使うことにした。野宿はもっとレベルが上がってからやろう。ただそのホテルの予約は結構大変だった。東京に戻る過程の宿泊地を適当に決めてホテルを探したのだが、ある程度有名な観光地になると全然空室がない。函館に1泊しようとしたのだが結局空いているホテルが見つからず、しょうがないので青森にしようと探したがこっちも全然見つからない。まあ行ってから探せばどっかしら泊まれるとは思うが…。最悪漫画喫茶とかでも使おうかな、と諦めかけてたとき、先ほどサーバーメンテナンス中で空室状況が見れなかった青森のホテルのWebが復活し、残り2室空いてることを発見。すかさず予約ボタンをぽちっと押す。これでホテルも全部予約取れた。全宿泊地は札幌(1泊目)、青森(2泊目)、気仙沼(3泊目)、郡山(4泊目)。これに加えて行きのフェリー泊でTotal5泊6日の長距離ツーリングが突発的に計画されたのであった。
 

★昨日の好天は何だったのか?

朝起きてみると、空はどんよりした曇り空。天気予報を見てみると、”東京は今にも泣き出しそうな空模様です”と、文学的なコメントをキャスターが言っていた。さらに昨日より10℃も気温が下がるという。何だよ、それ…。出発日からいきなり天気が崩れるとは。しょうがないのでとりあえず家から出発直後に近くのドンキでレインスーツを購入。これは今後かなり役立つことになる。ていうか、これがなかったら死んでたな…。やっぱり長距離ツーリングにはある程度の装備が必要だ。この時点ではまだまだ装備が甘かったが、あまり気にせず茨城の大洗フェリーターミナルへ向けてバイクを走らせる。
 

★僕は旅立ちます

あいかわらず走りにくい都内を何とか抜けて6号線に乗って茨城へ向かいだすと、さっそく雨が降ってきた。いきなりレインスーツが役立つときが来てしまった。あーあ、何とか大洗に着くまで持ってくれないかなぁ、と願ってたのに。新品のレインスーツを身にまとい混んでいる6号線をひたすら北上。そして雨はどんどん激しくなり気温もぐんぐん下がってきた。そしてテンションもグングン落ちてきた。ううぅ、これは修行ですか?寒いよー、つらいよー、もう帰りたい…。雨のせいもあってかなり寒く感じる。レインスーツがなかったらびしょびしょになって死んでるな。何とか大洗に到着した頃のはかなり身体が冷え切っていた。とりあえずコンビニでもよって食料の買出しとあったかい飲み物でも買おうと思ったが、フェリーターミナルの近くにはコンビニが見当たらない。おいおい、普通フェリーターミナル付近にコンビニくらいあるだろう?ただこういうときに最近の 機能満載携帯電話が役に立つ。GPS機能で近くのコンビニを探し出し、バイクを少し走らせ何とかコンビニ発見。いやぁ、やっぱ携帯はすごいね。科学の発展万歳。というわけでコンビニで食糧を買い込み、ターミナルで乗船手続きをして、僕は心のふるさと北海道へと旅立ったのでした。
 


大洗フェリーターミナル


これから乗ります


さらば…

 


 

2日目

〔5/3〕

天気:晴れ

走行距離:70km

★久々のフェリー

フェリーは学生のころたまに乗っていたが、今回はかなり久しぶりだ。いつも日本海側のフェリーだったので太平洋側のフェリーは初めて。北海道苫小牧までの18時間は特にすることもないので、風呂入って飯食って寝るだけ。たまに本読んだりデッキに出たりしてもやっぱり18時間は長いな。飛行機なら1時間30分くらいでついちゃうのに。でもこんなのんびりした旅もたまにはいいな。 部屋は一番安い2等だが、ちゃんとマットレスが用意されていた。昔使った日本海側のフェリーにはこんなサービスなかった気がするなぁ。
 


大洗へ向かうフェリー

2等はマットレスつき

どんどん進む

北海道はもうすぐ
★久々の札幌

フェリーは定刻どおり13:30に到着。そしてついに北海道の大地をバイクで走る瞬間が来た。いや〜、いつかは北海道をバイクで走りたいと思っていたが、それが今回になるとは。慣れ親しんだ北海道をバイクで走れるというのは何か感動。車ではかなり走ったが、同じ道でもバイクだとやっぱり違う。そして北海道の道の広さをあらためて実感。うーむ快適だ。苫小牧から札幌までは2時間ほどで到着。今日はまだ時間的に余裕があってもっと走ることもできるのだが、久々の札幌を味わいたいし、何となくこの第2の故郷札幌をこれからの東京までのツーリングのスタートにしたかったので、今日は札幌に宿泊。
 


行列の五丈原(ラーメン)

★防寒着を買いたい

昨日の大洗までの走行時は結構寒かったし、今日の札幌までの走行もそれなりに寒かったので、少し防寒具を買おうと思った。そこで近くのユニクロに行ってみたが、

”もうシーズンは春”

と言わんばかりにシャツなどの春物しか置いていない。セーターなどがあれば買おうと思ったがこれではダメだ。また上はともかく下はもっと寒いので、タイツとかも欲しかったがそういうものも無かった。昔はちゃんとあったのに…。上はシャツを重ね着すれば何とかなるが、下はジーパン1枚なのでちょっと厳しい。だから何としてでもタイツ、またはズボン下が欲しい。いろいろ探しまくって何とか丸井今井の紳士服売り場でズボン下を発見。おっさんぽいけど寒さを防ぐ方が優先だ。これで何とか生きていけるだろう。そして実際かなりの効果があったのであった。


 

3日目

〔5/4〕

天気:晴れ

走行距離:280km

★憧れの北海道ツーリングスタート

今日は一気に函館まで行って、さらにフェリーで青森まで渡ってしまう予定。本当は函館に泊まりたかったのだが、ホテルが全く見つからずに断念。まあ実際は泊まるところなんてなんとでもなると思うが、青森のホテルが取れたので青森まで行くことにした。というわけで、朝からとりあえず函館に向かって出発。 これがある意味今回の本当のスタートだ。と、札幌を抜ける前に渋滞開始。さすがGWだ。まあこの定山渓に向かう230号線は週末や連休は混むことはわかっていてのだが。ある程度すり抜けてそんなにハマらずに済んだが、それでも峠に入るとすり抜けもしにくくなり、かなり時間がかかった。定山渓を越えると車は流れ出し、快適なツーリングがようやくスタート。 天気も快晴。うーん、気持ち良い。でもさすがにちょっと寒いな。まわりは普通に雪景色だし。 ここで出発前に買ったレインスーツと昨日探し回って買ったズボン下の登場です。なつかしの中山峠の道の駅で休憩しつつレインスーツとズボン下で防寒を整える。これらの効果は抜群だった。全然違う。買ってよかった…。さらに口元をタオルで覆い、防寒対策は完ぺき。これでだいぶ楽になった。
 


雪景色と羊蹄山


なつかしの中山峠

★やっぱり北海道ツーリングはイイ

北海道はやっぱり道が広いからドライブもそしてツーリングもとても快適だ。 ライダーの憧れの地だというのも納得できる。今更だが、札幌に住んでいる間にバイク買っとけばよかったとつくづく感じる。そのころは冬は雪が降るので乗れないからバイクはもったいない、と考えていたのだが、実際東京だって冬は寒いからほとんど乗らなくなる。もっと早く気がつけばよかったよ。

中山峠からルスツや真狩を通過してガソリンが安くて有名な長万部で休憩。ここでカニ飯を食べて今度は海岸線沿いを走って函館に向かってひたすら走り続ける。今回は北海道をじっくり走ることはできないが、やっぱり一度は時間をかけてゆっくり北海道を走りたいなぁ。
 


長万部でひと休憩


海岸線沿いを走る


向こうに見える函館方面

★駆け足で温泉

青森行きフェリーの出航時刻は20:10。函館市内に入ったのは17:30。ちょっと時間があるので最初は夕飯でも食べようと思ってたが、市内に温泉があるのを思い出して昔行ったことのある市営谷地頭温泉へ向かう。函館の海の幸も捨てがたいが、やっぱりこの冷え切った身体を温める温泉のほうがポイント高い。GWだからか駐車場が満車でかなり混雑してたが、バイクなのでちょっと脇に止めて温泉へ。昔よりキレイになった気もするが、シャンプーやせっけんはやっぱりなかった。みんなマイお風呂セットを持ってきている地元民ばっかだ。それにしてもツーリングのあとの温泉は最高に気持ちいい。かなり生き返る。ゆっくりしたかったがフェリーの出航時刻が迫っているので、そこそこで切り上げてターミナルへ。やっぱ函館に宿泊してゆっくり温泉に入ったり海の幸を食べたりしたかったなぁ。
 


谷地頭温泉(函館)

★さようなら、北海道

フェリーターミナルについて乗船手続きをして、あっという間に北海道を去るときが来てしまった。あぁ、早かったなぁ。今度は北海道だけのツーリングをしに来たい。

函館と青森は近そうに見えるが、フェリーで4時間弱かかる。なので青森についたのはもう深夜0時頃だった。フェリーから降りて青森駅前にあるホテルへ向かって走っていたら、何か違和感がした。周期的に振動を感じる。まさかパンク?気になってバイクを止めて調べてみたがパンクではなさそうだ。だがその代わりに信じられないものを発見。なんとチェーンロックをかけたままだったのだ。


フェリーに乗り込む

 

がんじがらめ

さようなら北海道


よろしく本州

 

かけっぱなしだったチェーンは小さくて軽いタイプのものであり、チェーンのかけ方も自由にタイヤが回ってしまうような甘いかけ方だったので、特に問題なく走れてしまっていたのだ。ただ、これが突発的に引っかかったりしたら…。いやー、怖いなぁ。チェーンをちゃんとはずしたらその違和感もなくなって一安心。いやはや、です。


 

4日目

〔5/5〕

天気:雨のち曇り

走行距離:340km

★天気予報はあてにならない

そもそも、GW前の天気予報では

”GW期間中はおおむね天気は良好です”

という予報を信じて今回のツーリングを決意したのだが、ふたを開けてみれば4/29から今日まで晴れ2日に雨3日である。そして今日も、

”午後から一部の地域で雨が降るかもしれません。”

という予報だったのだが、朝からガンガン雨が降っていた。本当は奥入瀬や十和田湖方面に行こうと思っていたのだが、この天気なのでやめて、代わりに八幡平に行くことにした。今日の予定は盛岡経由で宮城県の気仙沼まで。地図でパッと見ると200kmちょいくらいだと思ったが、実際は300km以上あった。なので八幡平までは高速を使って距離を稼ぐことにした。だが雨の中の高速は怖い。道路は滑りやすいし、風もかなり強くて相当煽られる。全然スピード出せないし、かなり怖いので途中で高速降りようかとも思ったが、一応八幡平まで何とか乗り切った。
 

★恐怖の八幡平

雨がひたすら降り続く中、八幡平アスピーテライン入り口までたどりついた。このアスピーテラインはいわゆる高原地帯を走り抜けるスカイライン系で景色が抜群らしい。ただ今日の八幡平は地獄だった。麓から道路わきには雪の壁ができており、山をどんどん登っていくと気温がぐんぐん下がってきた。そして何よりもやばかったのが濃い霧だった。


八幡平の麓でこんな感じ

視界はほとんどゼロ。前の車のライトすら見えない。カーブも直前まで全くわからない。そして天気は相変わらず雨で濃霧。景色なんて何も見えない。もうさっさとこのスカイラインを通り抜けてしまいたい一心だった。ただこのスカイラインは30kmくらいもあり、視界がゼロなのでスピードが全く出せないので通り抜けるのに相当時間がかかりそうだ。頂上に何とかたどりついたが、展望台なんかに寄る気は全く起きずにすぐ山を下りはじめる。と、ここで分かれ道があったようだが霧で看板が全く見えず、とりあえず右方向に行ってみる。本当なら止まって地図で確認したいところだが、こんなところで停車すると視界がゼロなので確実に後続の車に轢かれてしまう。それにさっさと山を降りたかった。身体はずぶ濡れで相当冷え切っている。 レインスーツとズボン下がなかったら完全に死んでたな。で、選択した道は遠回りの道だった。ただそれでも最終的には目的の盛岡方面へ抜けれる道だったのでよかった。早くこの地獄が終わってくれるように祈りながら、ひたすら慎重に走り続けていると、今度はだんだんバイクのエンジンの調子がおかしくなってきた。霧の水分がエンジン内部に入ってきてしまったのかもしれない。アクセルをまわしてもパワーが出ない。やばい、こんなところでエンジンが止まったら死ぬ。必死でエンジンを回し続け、エンジンが止まらないことを祈りながらどんどん山を下っていく。しばらくするとようやく濃霧から抜け出し視界が回復。高度も下がってきて気温が上がり、エンジンも何とか回り続けている。…た、助かった。アスピーテラインを何とか乗り越えて盛岡方面へ。もう身体もバイクもずぶ濡れ。途中のコンビニであったかい缶コーヒーを買ってようやく一息。
 

★盛岡と言えば…

盛岡と言えば、わんこそば、ではなく盛岡冷麺である。盛岡に来るのはこれで3回目だが、毎回わんこそばではなく冷麺を食べている。一度くらいわんこそばを食べてみたい気もするが、今回も結局冷麺。札幌の漫画喫茶で調べておいた冷麺の店へ向かう。 実際この店は冷麺の店ではなく、普通の食堂で冷麺もメニューにあると言う程度直だが、それなりにここの冷麺は有名らしい。店構えからは想定外にちゃんとした冷麺が出てきて、味もなかなか。やっぱり盛岡といったら冷麺ですな。
 


盛岡食堂(冷麺)

★天気はとても大事

朝から降っていた雨もようやく上がり、徐々に天気は回復。やっぱり雨が降っているのと降っていないのでは全然違う。バイクだと雨に降られると、ただただツラくて面白くなくなる。逆に天気がいいとかなり快適。そういうわけで徐々に快適なツーリングが戻りつつあった。 しかも南下してきたからか、気温も結構上昇している感じがする。盛岡から花巻を経由して田舎道に入る。ここら辺は北海道に劣らないほど自然がきれいで快適なツーリングが楽しめる道だ。午前中は地獄のようにつらかったが、午後はなかなかのツーリングであった。
 


めがね橋

★想定外の気仙沼

思ったより早く今日の目的地である気仙沼に到着。気仙沼と言えば新鮮な海の幸である。ここから近い一関には何回か出張で行ったことはあるが、そこで食べる海の幸ですら相当おいしいので、その海の幸の出所である気仙沼ならもっとおいしいはずだ。と、期待していたのだが…。泊まったホテルが選択ミスだった。駅前だからそれなりに栄えているだろう、と思っていたら、駅前は思いっきり寂れていた。栄えているのは駅から離れたところにある繁華街だった。駅前には店など全くない。コンビニすらない。食事ができそうな店はホテル内のレストランしかない。繁華街までバイクで行こうかとも思ったが、やっぱり食事しながらお酒も飲みたいので、ホテル内のレストランで妥協してしまった。妥協と言っても、一応”気仙沼料理のレストラン”なのでそれなりに海の幸は楽しめる。…が、期待していたほど美味しくはなかった。これなら一関の よく行くお店のほうが美味しい…。がっかりです。しかしせっかく気仙沼に来たのであきらめきれずにいろいろ調べてみると、朝からやっている市場内の食堂を発見。よし、明日の朝食をこの市場内の食堂で食べよう、と明日に望みを託すことにした。
 


 

5日目

〔5/6〕

天気:曇り

走行距離:350km

★朝から刺身定食

昨夜の夕食がいまいちだったので、今朝の朝食にすべてをかける。朝からやっている観光市場内の食堂へ向かい、朝食として刺身定食を注文。出てきたのは昨日とは違って豪華な刺身盛り。味もなかなか。ただ夕食にこれが食べられて、しかもお酒が飲めたらもっと良かっただろうなぁ。でもこの店は市場っぽく昼過ぎまでしかやってないので、どっちにしろ無理だったけど。観光客向けではあるが、なかなかちゃんとしたお店で満足。これで何とか気仙沼に来た甲斐があったと言うものだ。
 


気仙沼港


観光市場内の食堂で朝食

★松島リベンジ

今日の予定は仙台経由で郡山が目的地。仙台に行く途中にまず日本3大景観地の松島がある。松島には以前立ち寄ったことはあるが、たいして景色も見ずに通り過ぎてしまったので、今回は少しはちゃんと見ようとリベンジしに行く。だが、松島に近づくと突然の大渋滞。1車線しかない国道はほとんどストップ状態。すり抜けもなかなかできず、どんどん時間だけが経過していく。この渋滞の原因は、松島の駐車場待ちをしている車の列だった。1車線しかないので、駐車場待ちをしてるとその後続車は完全にストップ。そういえば、松島に向かう手前で、仙台方面へ向かうと思われる車は遠回りになるが松島を通らない国道に向かっていってた。こんな大渋滞で大混雑だったので観光する気が一気に消え失せ、今回も軽く素通りすることにしてしまった。一度はこの混雑を覚悟して見に来ないといけないなぁ。
 


松島の景色


ちょっと離れた場所にある停車場。昔ここにテント張った記憶がある。

★またしてもハメられる

仙台は以前車で来たときにかなり道に迷った。看板の案内が不親切で、一方通行ばっかだった記憶がある。で、今回もまた迷った。仙台バイパスを通って山形方面に向かいたかったが、やっぱり案内がわかりにくくて迷ってしまった。そして、やっぱり以前車で来たときに、山形への一般道がわからずに高速を使うハメになったのだが、今回は仙台から山形へ向かう一般道の途中にある峠が通行止めで、今回も無理矢理高速を使わされるハメになった…。こういう場合って高速料金タダにならないの?あと、原チャリとか高速乗れない人たちはどうするんだろう?というわけで、牛タンの無い仙台には用が無いので、さっさと抜けて米沢を目指すことにした。
 

★う、うまい、米沢牛

本当は仙台から今日の目的地である郡山に向かってしまおうと思っていたが、距離的に余裕があるし時間もまだあるので急遽米沢牛を食べに山形県米沢市に行くことにした。そういえば、最近こういうブランド牛はしばらく食べてない。というわけで、是が非でも久しぶりにブランド牛ステーキを食べたくなった。


米沢牛ステーキハウス

ぐるナビでお店を調べて、そのステーキハウスへまっしぐら。そこは16時閉店だったので時間的に間に合うか心配だったが、何とか15時すぎにそのお店へ到着。時間的に店は空いていたが、それでも1人でステーキハウスへ行ってステーキを食べると言うのもちょっと抵抗はあるな…。念願の米沢牛ステーキは、やわらかくて味も濃くかなり美味しかった。わざわざ食べに来た甲斐はあった。デザートに外の売店で売っていた、定番のラフランスソフトクリームで締める。東北旅行はなんだかんだで毎回グルメツアーになってしまうな。今回もたいして観光はせずに食べることばっかりだ。
 

★温泉も大事

今回のツーリングではもっと毎日のように温泉に入ろうと思っていたのだが、場所的に温泉の無い宿泊地を選んでしまって、まだ函館の温泉にしか入っていない。なので、今日のこの土湯温泉が2回目だ。米沢から郡山へ向かう途中でちょっと寄り道してその土湯温泉へ向かう。気候的にはもう地理的にも南下したこともあってだいぶ暖かくなってきており、身体は冷えていないもののやっぱり温泉は気持ちいい。
 


土湯温泉


日帰り入浴

★宿泊地は他でも良かった?

今日の宿泊地は郡山なのだが、ここは特に何も無い。ただ単に距離的に考えて最後の宿泊地を郡山にしたのだが、もうちょっとなんかしらあるところにすれば良かったかもしれない。せいぜい猪苗代湖とか。楽しみの一つである食事もここは全然ダメ。ホテルの近くに あった広島風お好み焼き屋に行ったのだが、全然ダメ。他のファミレスとかが満員で賑わっているのに、このお好み焼き屋はガラガラな理由が良くわかるほどダメな店だった。明日の東京まで帰り道を考えて距離的にちょうど良さそうな郡山を選んだのだが、もうちょっと宿泊地選択の余地はあったかもしれないな。
 


福島でもまだ雪山


 

6日目

〔5/7〕

天気:曇り時々雨

走行距離:240km

★寄り道しないで帰ります

今日は東京に帰るだけ。本当は近くの猪苗代湖や日光にでも行こうと考えていたが、天気が崩れそうなので今回はやめとくことにした。日光くらいなら東京から日帰りでも十分行ける距離なので、次回のツーリングに取っておこう。
 

★餃子の街

寄り道はしないけど、通り道の宇都宮で有名な餃子をランチに食べていくことにした。これくらいのイベントが無いと、さすがに今日何も無くなってしまうし。で、ちょうど昼ごろ宇都宮に到着。何件か前もってお店を調べていたが、最初に行った”みんみん”と言うお店はありえないほど行列していたので、第2候補の”めんめん”(紛らわしい…)に行ってみる。こちらは空いていて普通に入れた。お目当ての餃子は パリっとした皮が特徴で、それなりに美味しいが、めちゃめちゃ美味いというほどでもない。それに何となく、”ウチは有名店なんだからねっ!!”的なオーラが感じられて居心地も良くない。だから空いてるのかも…。頑張って最初のお店に並ぶべきだったかなぁ?
 


宇都宮の餃子店 めんめん

★イメージの悪い春日部

GW最終日の割には道路もたいして渋滞していなく普通に走れる。ただ雨が降ったりやんだりで気分的には不快だ。その気分をさらに不快にさせたのが春日部だ。春日部ナンバーの車の運転マナーがやたら悪い感じがした。急停車、急発進、強引な割り込みなどが目立つ。さらにコンビニで一休憩しようと思ったのだが、そのコンビニが全然無い。4号線という大きな通りなのに、まったくコンビニが見当たらない。春日部市内にはコンビニがないのだろうか、というくらい見つからない。ようやく見つけたと思っても、進行方向と逆側にあったりする。春日部市内ずーっとちょうどいいコンビニが見つからず、結局春日部を越えて越谷に入った瞬間に進行方向側にコンビニを発見して立ち寄った。というわけで、春日部のイメージはかなり悪い。こんな街には住みたくないとまで思ってしまった。
 

★無事ゴール

春日部を抜けると徐々に東京の入り口とも言える上野が近づいてきた。いよいよあともう少しだ。見慣れた地名の書かれた看板を見ながら、一路自宅を目指す。最後まで慎重に走り続け、ついに無事ゴール。走行距離はTOTALで1430km。一応少し感動。そして無事帰ってこれてホッとした。初めての長距離ツーリングを無事達成できてよかった。天気は良かったとは言えないが、まあ雨に降られるのもまた経験の一つとして受け止めよう。最近は原油高騰で飛行機のチケットが高いので海外に行くのも控えそうなので、休みが取れたら海外旅行ではなくまたこういう長距離ツーリングに行きたい。

 

 

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